隣に住むクレーマーおばさんがロケット花火を乱射!なんで!?
引越しで始まる新生活、夢と希望がふくらみますよね。でも、部屋の内見ではチェックできにくいこともあります。それが隣人の性格…。
彼氏との甘い同棲生活を始めたばかりだというのに、隣に住むクレーマーおばさんの騒動に巻き込まれてしまった不運な女性のお話をお伝えします。
佐々木尚子さん(仮名・32歳・会社員)は、数年前に都内某所のマンションに引っ越ししました。大好きな彼氏との新生活のために、家具やインテリアも揃えて毎日ウキウキしていたそうです。
「2人で一緒にお隣の家にご挨拶に行ったら、50代後半くらいの女性が出てきて、『あんたたち、結婚してるの!?』と、いきなり大声で聞かれました。そのおばさんは耳が遠く、いつも大声で話す人だったのですが、それにしたってずいぶん立ち入ったこと聞く人だなあと思いました。でも、その時は特に気にせずにいたんです」
しかし、数日後の午前5時。佐々木さんは、玄関のドアを激しく叩く音で目を覚ましました。
「びっくりしてドアを開けたら、隣のおばさんに『階段の掃除してないじゃない!』っていきなり怒鳴り散らされました。マンションの掃除当番なんてないし、うちが怒られるいわれはないのですが、とにかくすごい勢いで怒っているから、とりあえずその日は『わかりました』となだめて帰ってもらったんです」
厄介な人の隣に越して来ちゃったなあ……と困っていると、数日後に再びおばさん来襲。今度のクレームは、
「上の階の人が夜中にタイコをドコドコ叩いててうるさいの!! やめさせなさいよ!」
というものでした。
「ただの言いがかりというか、うちには関係ないことなので、『帰ってください』とドアを閉めようとしたんですが、怒鳴りながらグイグイこじ開けて玄関に入ってくるんです。すごく怖かったです」
朝でも夜中でもドアをガンガン叩いて、言いがかりをつけてくる隣人のおばさん。
そのうち、郵便物を隠されるようになったり、佐々木さんと彼氏に関する変な噂が流れ始めます。
「『ゴミ出しをちゃんとしていない』とか『彼氏が無職』とか根も葉もないことばかり。噂の元をたどると、やっぱり隣のおばさんが言いふらしていました。いつも見張られているようで、気が休まらなかったです。いつもピリピリしてしまって、その頃は彼氏との喧嘩も多かったです」
彼氏との新生活の出だしで登場した隣のおばさん

早朝の理不尽なクレーム
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