給料日に「これだけ?」 妻に言われて本気で傷ついた言葉
結婚して何年かすると、妻も夫も気を使わなくなってくるもの。ところが、その変化で、夫の愛が冷めてしまうこともある。「お互いさまでしょ!」とは思いつつ、夫たちのブーイングを聞いてみよう。
既婚男性100人にアンケートを取って、「妻が劣化した」と思うポイントを挙げてもらったところ、そのパターンは大きく分けて3つ。「オバサン化」(太る、恥じらいがなくなるなど)、「ズボラ化」(家事をしなくなる)、そして夫に冷たくなる「横暴・冷酷化」だ。
中でも、この「横暴・冷酷化」が、もっとも夫婦仲にダメージになるようだ。以下は、夫たちのブーイング。
「帰宅をしても『おかえり』の一言もない」(35歳・妻はパート・子供1人)ばかりか、
「早く帰ると『空いた時間にバイトでもすれば?』と小言を言われる」(41歳・妻は正社員・子供1人)、
「給料を持っていくと『今月もこれだけ?』と言う」( 39歳・妻はパート・子供2人)
など、安月給についてイヤミを言われると男のプライドはズタズタに。
「自分のつらさだけを一方的に話し、家事や育児のほうが大変で、会社での仕事のほうがラクだと言い放つ」(35歳・妻は専業主婦・子供2人)、
「僕の意見を全否定してから話に入るのが習慣になっている」(34歳・妻はパート・子供1人)
など、冷え冷えとした夫婦トークが目に浮かぶ……。
「ビデオ予約が重複すると、僕の予約を勝手にキャンセルする」(34歳・妻は正社員・子供なし)、
「何かというと『ハゲたら離婚』と言う」(35歳・妻は専業主婦・子供なし)
「風邪をひいたら、『また?』と返された」( 31歳・妻は専業主婦・子供2人)、
「高熱があるのに『男だろ、仕事を休むな』と言われた」(39歳・妻は専業主婦・子供2人)
と、病気のときまで冷たくするのは、逆の立場だったらかなり頭に来るだろう。
また、他人との比較も男心を傷つける。
「学校行事があると『ほかの人は夫婦で来ていたわよ』などと、これみよがしに言う」(39歳・妻は専業主婦・子供1人)、
「他人の結婚式を見ては、ウチと比べて文句を言い、新居に遊びにいっては愚痴をこぼす」( 35歳・妻は専業主婦・子供1人)。
こういう不満が積り積もると、夫たちは本気で「できることなら別れたい……」と思い始めるらしい。「オバサン化」や「ズボラ化」より、ずっと深刻なダメージになる。
夫に文句を言いたいときはあるけれど、キツすぎる言い方にならないよう、言葉は選んだほうがよさそうだ。
<PHOTO/ Wavebreakmedia Ltd>
― 妻が劣化!? 夫たちからのブーイング【4】 ―
安月給にイヤミを言う、よその夫と比較する
