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浜崎あゆみ激太り説に、高須克弥院長がズバリ「痩せたいならカンタンだよ」

 日本でも海外でも、有名人の“激太り”説はみんなの大好物。  浜崎あゆみは2017年ライブツアーやテレビ出演での姿に「インスタと別人?」とネット上が騒然となり、レディー・ガガだって一時は豊満すぎてドレスが破けた説が流れたことも。さらには仲間由紀恵、二階堂ふみと、今日も芸能界は“激太り”のウワサで持ちきりです。
浜崎あゆみ

浜崎あゆみ公式サイト http://avex.jp/ayu/index.php

 美への投資は惜しまないはずの芸能人・セレブが、なぜ急激に太ったり痩せたりするのでしょうか。美容外科・高須クリニックの高須克弥院長に聞いてみました。教えて、かっちゃん!

ぽっちゃりなほうが、声も出るし健康にもいい

「芸能人がちょっと太っただけでみんな大騒ぎするけど、実は元からそんなに痩せてなかったという可能性はあるよね。あゆだって今回、“激太り”と騒がれたのはライブコンサート中の写真撮影やSNS投稿をOKにしたせいもあるでしょ? 事務所がチェックした写真だけ載せてる人はそんな騒ぎにならないもの。  もちろん、多少は太ったんだろうと思いますよ。ライブの前はテンションも上がるし、食欲もわくだろうしね。でも、あの程度で“激太り”と言うのはかわいそう。あれぐらいぽっちゃりしていたほうが、かわいらしいじゃないですか。  日本人はもともとスリムだから、小太りなほうが健康にいいんです」
 なるほど。でも、有名人なら体型キープにかけられる予算は一般人とはケタ違いだと思うんですが……。お抱えの美容外科医がいそうなハリウッドセレブですら、急に体重が増減しちゃうのはなぜなんでしょう? 「精神的な問題もあると思いますよ。ストレスの多い業界ですからね。ただ、歌手に関して言えば、痩せるより太っていたほうがいい。オペラ歌手を見てごらんなさい。みんなふくよかでしょ。痩せ細ってエネルギーがない時期より、ぽっちゃりしてる時期のほうが歌手としてのパフォーマンスは高まる。  僕がもしファンだとしたら、“激太り”というウワサを聞いたら、すぐさまチケットをとりますよ」

セレブが頼る肉体改造テクノロジーとは?

 とはいえ、あゆ本人が痩せたいなら、いくらでも手はあるはず。海外セレブの間では、医学の力でボディ改造をする人も多いそうです。 「そのひとつが、『VASER Hi Def ミケランジェロ(ベイザー・ミケランジェロ)』という施術方法。脂肪を除去したり、注入したりしながら理想のボディラインをつくるんです。僕もやりましたけど、手術台に寝ているだけで、“割れた腹筋”ができちゃった」 ⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=729727
ミケランジェロ

おなじみのこの腹筋も、ベイザー・ミケランジェロで手に入れた

 ベイザー・ミケランジェロとは、南米コロンビアの医師が開発した脂肪吸引の最先端テクノロジー。脂肪だけを除去する特殊な超音波「VASER波」と、特殊構造の吸引管を使って脂肪を吸引。しかも、取った脂肪を、胸など盛りたい場所に再注入するそうです。 「“お腹やお尻から余計な脂肪をとって、その分バストアップしたい”という人であれば、『セリューション脂肪注入豊胸』というテクノロジーもあります。ちなみに、僕も大胸筋に脂肪を注入してバストアップしたけどね(笑)」  これは、いま注目されている幹細胞(いろいろな細胞になることができる細胞)を使った再生医療。抽出された幹細胞を脂肪とともに注入することで、術後のしこりや石灰化のリスクを減らしたり、脂肪の定着率を高めるそうです。  医学って進んでいるんですね…。 「せっかく蓄えた脂肪をただ除去するのはもったいない。その点、ミケランジェロやセリューション脂肪注入豊胸は“サイズアップ”にも使えるのが魅力だね。  でも、女性の体に適度な脂肪は必要。ぽっちゃりしているほうが素敵だし、長生きできると僕は思うんだけどね」 <TEXT/島影真奈美> 【高須克弥氏・プロフィール】 1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。著書多数、近著は『ダーリンは70歳 高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
高須克弥
【プロフィール】 1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など
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