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人気女性芸人が裸の抗議!体を張って男女ギャラ格差にモノ申す

 米で大人気の女性コメディアン、エイミー・シューマー(36)がインスタグラムにセミヌードの写真を投稿し、これまでに25万以上のいいねを集めています。
エイミー・シューマー

エイミー・シューマーのInstagram(写真は一部です) https://www.instagram.com/p/BYJLwllFPK2/?taken-by=amyschumer

ギャラを巡って大先輩にたてついたと炎上!

 日本ではイマイチの知名度ですが、アメリカでは飛ぶ鳥を落とす勢いのエイミー。ちょっぴりお下劣だけど、女性の共感を誘うネタを得意とし、全米の女子から絶大な支持を得ています。  2013年からスタートした『インサイド・エイミー・シューマー』(原題)は今年で5年目を迎え、初主演した映画『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』は全米で大ヒット。同作品ではゴールデングローブ賞の主演女優賞候補にもなりました。
エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方

映画「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」アメイジングD.C.

 2016年版の「ピレリカレンダー」用に同様のセミヌード写真を撮影し、自身のSNSにもアップしていた彼女が、再び全裸同然のインスタグラムをアップした背景にはハリウッドでの男女による賃金格差がありました。  実はこの数日前、『バラエティ Variety』がハリウッドでの男女や人種による賃金格差に関する記事を掲載した際に、『エイミー・シューマーのレザー製ですが何か?』のギャラを巡ってエイミーがNetflixと交渉をしていたことに触れ、「Netflixで作品を発表予定の男性コメディアンたちに比べて彼女の金額が少ないのを不服に思ったようだ」と報道。  そこに挙げられた男性コメディアンがクリス・ロック(52)やデイヴ・シャペル(44)といったアメリカでは「笑いの神様」と崇められている二人だったため、「大先輩に楯突(たてつ)く気か!?」とネット上で議論となっていたのです。

インパクトある裸で人気・実績をアピール

エイミー・シューマーのレザー製ですが何か?

「エイミー・シューマーのレザー製ですが何か?」Netflixより https://www.netflix.com/jp/Title/80150002

 この状況、日本人で例えて言うなら、ブルゾンちえみ渡辺直美が、さんまビートたけしと同等のギャラを要求するようなもの。 「男女の賃金格差に苦言を呈す」とは違った次元の話になってしまい、さすがのエイミーも困ったのでしょう。混乱を収集するため、ユーモアあふれる写真と共に自身の思いをインスタに投稿しました。  メッセージの中でエイミーは「私がクリスやデイヴと同等のギャラに値するとは思っていない。二人はレジェンド、最高のコメディアンだもの」と、先輩二人に対して敬意を表明。  同時に「女性も男性と同等の賃金をもらうべきだと思っているわ」と男女の平等もさりげなく訴えた上で、「これは言っておきたいのだけれど、私はこの数年間アリーナでのショーを常に満杯にしてきたの。こんなこと、女性コメディアンとしては異例なのよ」と自身の人気と実績をアピールすることも忘れませんでした。 『ヤフー・セレブリティ Yahoo! Celebrity』によると、シャーリーズ・セロンジェニファー・ローレンスエマ・ストーンなど、ここ最近ハリウッドでの男女の賃金格差を問題視し、それを声高に叫ぶスターが増えているとのこと。  カレンダーの頃と比べると痩せたとはいえ、決してセクシーとはいえないエイミーのインパクトあるセミヌード。  賃金格差などの堅い問題は、他のスターのように正面からスピーチをするよりも、 エイミーのように体とユーモアセンスを使ったやり方の方が広く世界に訴えるのに適しているかもしれませんね。 Source:「Variety」http://variety.com/2017/tv/features/equal-pay-television-women-minorities-men-1202534339/ 「Yahoo! Celebrity」https://www.yahoo.com/celebrity/amy-schumer-clarifies-salary-negotiations-053016184.html?utm_content=bufferb5e59&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer <TEXT/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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