出会えると人気のスタンディング相席店。30代女1人で“誘われるか”試しに行った
12月1日、銀座コリドー街にオープンしたスタンディング相席店「Switch bar」(スイッチバー)。大阪には既に5店舗あり、かねてから人気がある“ナンパバー”です。
ナンパバーといっても、相席居酒屋や街コンとはどう違うのか? 実際に出会いはあるのでしょうか?
女30代の筆者が、大阪のスイッチバーに1人で行って検証してきました。
大阪のイベント企画会社が経営する「スイッチバー」は、1号店が2015年にできて以来、人気上昇中。
料金は全店一律で、男性はオールタイム3000円(ドリンクチケット6枚付き)、女性は18時~23時1000円、23時~LASTは600円(各ドリンクチケット2枚付き)です。
追加で飲みたければ1枚300円のチケットを買って、フード&ドリンクは1チケットから。安いですよね。
また、1店舗に入店すると、当日であれば全店のスイッチバーに入店できます。今回はこのサーキットシステムを利用して、大阪梅田にある茶屋町店、阪急駅前店、東通り店を回ってきました。
まず、入店したのは梅田茶屋町店。おしゃれなカフェやショップが多いエリアなだけに、内装がおしゃれです。広々としたワンフロアのスタンド席には大人数の男女達がひしめき合っていました。最大200人まで収容できるそう。
店内は音楽がかかっていますが、クラブほど騒がしくありません。客の男女比率は男7:女3ぐらい、男性客は推定20~30代のサラリーマン系が多かったです。
どの店でもイエガーマイスター(ドイツのハーブリキュール、世界のクラブでよく飲まれている)のサーバーを無料開放していて、イエガーが飲み放題なのが嬉しい。
「何の写真、撮ってるんですか?」
店内写真を撮っていると、さっそく男性に声をかけられました。童顔で黒髪のミディアムヘアー、芸能人で例えるならば竹内涼真のような男の子です。
話してみると、なんと22歳の大学生。普段はフィットネスクラブでアルバイトをしているという彼は、スイッチバーに来るのは2回目だとか。彼いわく「スイッチバーに遊びに来る女性は30代が多いので、なるべく学生と言わないようにしてる」そう。確かに、学生におごってもらうのは多少気が引けちゃうかもしれませんね……。
仕事で来ているという事を明かし、写真を撮らせてもらいました。
店内には「スイッチャー」と呼ばれるスタッフがいて、「あの人と飲みたい」などと頼むと、マッチングをサポートしてくれます。
その後、店内をウロウロしましたが、皆、慎重に声をかけていました。フロア全体が見える作りなので、気をつかうのかもしれません。
なので、次の店舗に移動しました。
まず声をかけてきたのは、なんと22歳の男の子

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