次に入店したのは梅田東通り店。こちらは4階、5階の2フロアで照明やBGMもクラブのような雰囲気です。東通り店では1時間で4人に声をかけられました。声をかけてきたのは、学生と20代のサラリーマン。見事に全員20代……。
店内には同じ歳ほどの男性もいましたが、あまり声をかけていませんでした。中には「かわいい子付けて!」とスタッフに言っている男性も。スイッチバーはスタッフがマッチングしてくれる場合もありますが、この日は余っている女性がいなく、自ら声をかけない男性は余ってしまったようです。
東通り店では、積極的に声をかける人の方が楽しめるのかもしれません。
最後に訪れたのは梅田阪急駅前店。ここでは席に通され、スタッフがマッチングしてくれました。

イエガーで乾杯!
いざマッチングして会話スタート! お相手は31歳と27歳のサラリーマン2人組。ここに来て、やっと30代の男性と話しました。2人ともスイッチバーは2回目だそうで、来ようと思ったきっかけは、「スイッチバーで友達に彼女ができた」からだそうです。
でも、自分から声をかけるのは苦手とのこと。前回来たときもスタッフにマッチングしてもらい、カードゲームをしたと言っていました。
スイッチバーにはトランプやジェンガなど、男女で楽しめるゲームもあります。
ゲームで盛り上がるのもいいですが、ただ、一度マッチングされると他の異性と話すチャンスを逃すことも。ずっと同じ席ではなく、店内を歩き回ったほうが出会う確率も上がります。
ちなみに、筆者が1番声をかけられたのは喫煙所でした。密室という空間が、声をかけやすかったのかもしれません。最後に喫煙所で声をかけられた22歳と20歳の2人組(若い!)と、トランプの「ハイ&ロー」というゲームをしました。
イエガーでいい感じに酔っぱらって今回の調査終了です。
感想は…圧倒的に男性客が多いので、ほぼ確実に声をかけられます!(公式サイトのデータでは、男55%:女45%なんですけどね)
グループで来ている男性客も、中では別々で行動している人が多いです。女性側も1人でいるほうが、声をかけられやすいかもしれません。
良い点は、低価格で飲めること。男性の客層は良く、強引なナンパもなく楽しめました。
イマイチな点は、男性客が若いこと。特に大学生が多いと感じました。本気で出会いを求めている人には不向きかもしれませんね。
ともあれ、女性1人で行っても十分に楽しむことができました。新たにオープンした銀座店にも注目が集まりそうです!
<TEXT/カワノアユミ>
【カワノアユミ】
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。海外夜遊び歴13年。編著書に『
旅の賢人たちが作った最強ナビ』(辰巳出版)など。ツイッターアカウントは
@ayumikawano