「クマに気をつけなよ~」人間より動物が多い山の限界集落。暮らしの意外な“当たり前”とは?<漫画>
「限界集落」とは、「家を継ぐ若者が流出して、社会的な共同作業が困難になった共同体」のこと。
『日々、限界集落』(主婦の友社)は、そんなギリギリ暮らしを綴った実体験レポ。うどん粉さんが繰り広げる牧歌的な漫画は5000万PVを突破し、新しい癒しとして注目されているのです。
「バスは1日1本来たらいい方」「すれ違う人は全員親戚」など、都会をはじめとした地域に住んでいる方にとっては驚く状況が、限界集落にとっては日常。
挨拶がいきなり「クマに気をつけなよ~」という、クマという単語をカジュアルに、しかもリアルに使う地域は、かなりレアかもしれません。
よくよく考えれば緊迫感のある「クマ挨拶」や、ベンチで休むおばあさんがオシャレアイテムよろしく「鎌を持っている」など、場所が違えば職質案件なエピソードの数々。うどん粉さんのあたたかなまなざしが、笑いに変換してくれるのです。