KinKi Kidsコンサートで新アイドル登場?素敵なサービス精神の持ち主とは…
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
12月16日(土)~17日(日)、東京ドームでKinKi Kidsコンサートが開催されました。
突発性難聴を患った堂本剛さんに配慮し、フルオーケストラを背負っての公演は、壮麗で優しく、そしておごそかな空間を生み出しました。すばらしい試みだったと思います。
そして、本公演ではもうひとつ、「あっぱれ!」としか言いようのない采配があったのです。それは、会場前の混雑をさばくキレ者のスタッフ!
DJポリスならぬ、“Dジャニポリス”とでも呼びたいその人は、コンサートオブジェ(※)の撮影に押し寄せるファンを軽妙なトークで笑わせ、ほぐし、気持ちよく混乱をなだめてくれました。
その華麗な口上の一部をご紹介してみます!
「大変、多くの方がお待ちです。インスタ映え、インスタ映えといってみなさんの写真には“いいね!”が付いても、(長く待たされた)みなさんの思い出には“いいね!”が付かないかもしれません。いまのは『Black Joke』だと思って、どうか後ろの人のことも考えて!」
「オブジェは、白、赤、青と点灯します。ただいまライトの色は『The Red Light』となっております。そして、今は青、まさに『青の時代』となりました。しかし、このライト、いつまでも点灯しているわけではありません。
いつかは、『ビロードの闇』に包まれます。撮影できず、みなさんの思い出が『カナシミブルー』にならないよう、どうかお早目にお願いします」
「ここにおられるみなさまは、みんな『Family』。みなさま、『愛のかたまり』となって、みんなが撮影できるよう、配慮をお願いします。後ろの方は、『ほんまにたよりにしてまっせ』と、待っています。前の方は、『ね、がんばるよ。』とワンショットで決めてください。
『ピンボケのスナップショット』も『全部だきしめて』帰る。そんなお気持ちでお願いします……!」
『』内の言葉は、すべてKinKi Kidsの曲名や歌詞となっています。
Dジャニポリスは、殺伐としがちな撮影待ちも楽しく過ごせるよう、工夫をこらしてくれたのです。そのサービス精神には、本当に頭が下がります。おかげで、順番待ちの間もクスクス笑いながら、愉快に過ごすことができました。
こういう素敵なスタッフが引き寄せられるのも、ジャニーズやKinKi Kidsのすごいところなのでしょう。
次にまたDジャニポリスに会える日が、楽しみでなりません。
※コンサートオブジェ:公演の開催を記念して、会場前に設置される記念碑。ツアータイトルのほか、祝花を出した関係各社の名前が掲出されたりする。ファンならぜひ撮りたい撮影ポイント。
<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【みきーる】
著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『ジャニヲタ刑事!』

新アイドル登場?Dジャニポリス!
Dジャニポリスのおかげで愉快に過ごせた待ち時間

みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』