バーバリーのチェック柄が虹色に!LGBTQ支援の新作コレクション
伝統的なチェック柄で知られるイギリスの名門ブランド「バーバリー」のコレクションに注目が集まっている。
今回発表された2018 February コレクションは、多様性というテーマのもと、おなじみのバーバリーチェックにLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア)へのサポートを込めた虹色が採用されている。
2018 February コレクションは、2001年からバーバリーをけん引してきたクリストファー・ベイリー最後のコレクションで、退任を前にベイリーは「多様性を受け入れることの大切さを発信するためレインボーカラーを施した」と語る。バーバリーはまた、LGBTQコミュニティへの支援拡大を目指すチャリティ団体をサポートすることも表明している。 バーバリーの“虹色チェック”に対し、称賛の声が各方面からあがっている。その1人が、世界で最も稼ぐモデルともいわれているカーラ・デルヴィーニュ(25)。バイセクシャルを公言するカーラにとって、全てを包括するシンボルのその柄にとても共感しているという。 “虹色チェック”の生地の写真を自身のインスタグラムでシェアしたカーラは「多様性の中に私たちの強さが、創造性が秘められている」と言葉を残している。 一方、カーラは最近セクシャリティに対する人々の反応がオープンになって来たとして、以前こうも話していた。 「13、15歳ぐらいの女の子が『私、男の子が好きか女の子が好きかわからない。まだ決めてない』ってなるのが理解できるの。そして私もあの年齢で(多様なセクシャリティについて)わかっていたならって思うの」 「ここ数年でセクシャリティについてより簡単で自由に話せるようになったことがとても嬉しい。特に子供たちのことを考えるとね」 他にも同ブランドの虹色チェックを支持する著名人の中には、ラッパーのプロフェッサー・グリーンもいて、自身のインスタグラムでこう語っている。 「バーバリーを支持する。ホモセクシャルへの嫌悪感をライムに載せるヒップホップがあるのは知っているけど、俺の友人ルークのお気に入りラッパーはノトーリアス・B.I.G.さ。みんな孤立して場所を見つけることができず一人でいる。 多様性とは全てを包括する美しいものだ。小さな違いはあれど、俺たちには自分で思っている以上に共通点があるんだ。傷つく時の痛みが同じであるように。愛や幸せなしでは本当の意味で人生は花開かない。少し視野を広げれば、気分も良くなるものさ」
2月17日(土)にロンドンで発表されたばかりの2018 February コレクションだが、日本でも買うことができる。2月21日(水)~27日(火)までの期間、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにて開催される「バーバリー」のポップアップストアにて限定発売が予定されている。 伝統のチェック柄とレインボーカラーが融合した、新しいバーバリーの世界は一見の価値がありそうだ。 <TEXT/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>