元夫婦の大物俳優が共演、ハゲいじりと「結婚中は死んでた」発言に爆笑
映画『ゴースト/ニューヨークの幻』で一躍有名になった女優デミ・ムーア(55)と、映画『ダイ・ハード』シリーズでおなじみの俳優ブルース・ウィリス(63)は、離婚してからもいい関係が続いているようだ。
このたび、アメリカのコメディ番組で共演した2人。2000年に離婚した後も親友として関係を続けてきたという2人だが、番組のなかでデミは、ブルースとの過去の結婚生活、今回の2人の共演について冗談交じりに語り、笑いにしていた。
まずデミは、ブルースが主演したサスペンス・ホラー映画『シックス・センス』に掛けて、こうからかった。
「私たちの結婚も『シックス・センス』のようだったわ。あなたずっと死んでいたようなものよ」
そんなデミを、ブルースはハグをしてみせ、心底大笑いしているようだった。
デミの冗談はさらに、ブルースの年齢やはげた頭、音楽、『ダイ・ハード』にも及び、次のように話している。
「みんな私たちの離婚を不思議がっていたけど、正直に言うと、原因は嫉妬だったと思うわ。ブルースは、私の方が彼より坊主頭が似合うのに耐えられなかったんでしょう。
ブルースは、離婚は一番の失敗だったと話していたけど、でもね、ブルース、自分に厳しくしないで。もっと大きな失敗をしてきたんだから。プラネット・ハリウッドレストランの破産に、映画『ハドソン・ホーク』『スリー・リバース』の失敗、マイケル・デュカキスの支援、ハーモニカを吹くのに一生懸命で『オーシャンズ11』のダニー役をクルーニーにとられたこともあったわよね?」
さらに、デミとの娘3人や、ブルースの現在の妻エマ・ヘミングも登場して番組を盛り上げ、終始大笑いのブルースは、「笑いすぎて顎が外れたよ」と話していた。
以前にもブルースは、デミとの関係について、これからも変わらず親友だと述べ、次のように語っていた。
「理解しがたいと言われるけど、休日を一緒に過ごすこともあるよ」
「僕たちは子どもを一緒に育てているんだ。子どもを通してつながっているんだよ。デミは僕の子どもたちの母親なんだ」
離婚してからも交流を続けてきたデミとブルース。2005年にはデミが16歳年下のイケメン俳優アシュトン・カッチャーと再婚した際には、ブルースも挙式に参加。また2009年にブルースがエマと再婚した際にも、デミとアシュトン、3人の娘も式に出席したといわれている。
その後、アシュトンと離婚後にストレスからか問題行動が続いたデミと、3人の娘やブルースとの間に不仲説が報じられることもあったようだが、それもすっかり過去の話となったのか、番組では終始和やかな雰囲気だったようだ。
それにしても、離婚後も元夫と元妻の仲が良く、しかも家族ぐるみでつきあうというのは違和感を抱く人もいそうだが…。
文化や価値観の違い、事情もそれぞれ違うので、元夫婦が交流を続けることの是非はあるだろう。ただ、2人の関係は、離婚後も父母が子供を通じて良い関係を保っていけるという、一つのモデルケースとして見ることもできるだろう。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>