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エリートと結婚した女友達に嫉妬。祝いの席でお酒を飲んだら本音が爆発して…

「うっぷんが溜まりまくっていて悪い酔い方をしそうなときは、他人と飲むもんじゃないな……としみじみ思いましたね」と話す川崎みどりさん(仮名・36歳・化粧品メーカー)。  川崎さんが居合わせてしまった衝撃の現場は、高校時代からの友人の新築祝い。そこで泥酔した女同士の辛辣(しんらつ)なバトルが繰り広げられたそうです。 お祝い友人K美の旦那さんは有名一流企業勤務のエリート。K美と旦那さんは飲み会で出会い、K美の猛アタックの末トントン拍子で結婚し、結婚して1年経ったこの春に目黒区の高級住宅街に一軒家を新築したんです。そのお祝いということで、私を含む3人の女友達で新居にお邪魔したんですが、そもそも行くメンバー選びを間違えましたね……。

玉の輿にのった友人が気に入らないM子

 その中の一人、友人M子は同じ派遣OLだったK美が玉の輿にのったことが気に入らなかったようで、いま思えばK美の結婚当初から『うまいことやったよね』『旦那さん、もっといい条件の相手選べそうなものなのに』といった嫌味をよく口にしていたんですよ」  とはいえ、いい年の大人が本人を前に嫌味を言うとは考えにくいもの。M子さんも最初は家の立地や内装を褒めちぎり、和気あいあいとしたムードで食事が始まったといいます。 「ところが、食事が始まってすぐに祝いの場は異様なムードに。なぜなら、M子のお酒を飲むピッチがめっちゃ早いんです。お祝いに持参したスパークリングを瞬殺でカラにしたと思ったら、K美夫婦が用意してくれていたワインも片っ端からガブガブ。食事開始から1時間足らずで目が座りはじめていました」  酔いが回るにつれ、M子は「旦那さんの同期内でのポジションは?」とか「ぶっちゃけ年収いくらなの?」といったブッこんだ質問を投げかけるようになり、隣でハラハラしていたという川崎さん。 酔っぱらい「旦那さんはエリートなだけあってソツがなく、半分本当、半分冗談のような回答でうまくかわしていました。でも、その大人な対応が神経を逆なでしてしまったのか、M子の攻撃はエスカレート。 『こういう一等地って代々住んでる地元民が多いよね。二人とも地方出身者のくせに見栄はってこんなところに家建てちゃって周りから浮いてない?』とか『本物のエリートって奥さんもたいていエリートかお嬢様だよね。妻が庶民の元派遣OLなんて恥ずかしくないの?』といった超失礼発言を連発しだしたんです」  これには、さすがに旦那さんも返す言葉がなくあきれた様子で苦笑い。川崎さんともう一人の友人も慌てて「飲みすぎ!」「いい加減にしときな」とたしなめつつ話題を変え、場の雰囲気の修復につとめたとか。

言われっぱなしの新妻、友人の失礼発言にズバッと反撃

 ひとまず友人M子も静かになったのでひと安心した一同。ただ、そうスッキリ収まらないのが女同士ですよね。 ホームパーティー「ようやく雰囲気が穏やかになってきたところで、よく反論せずに酒を飲み続けてるな~と思っていた新妻K美さんがポツリと言いました。 『彼の会社の人たちは本当のエリートでこの辺に住んでる人は本当に上品な人たちだから、他人の経歴なんて気にしないの。M子ちゃんは誰よりもプライド高いんだから、人の経歴を気にする中途半端な集団に属さないようがんばらなきゃね!』  強烈な嫌味返しにぐうの音も出なくなってしまったM子は、悔しさと怒りを抑えたような様子で『飲みすぎたから帰るわ』と一足先に帰っていきました」  じつはK美さんも怒りを抑えるために相当飲んでいたようで、M子さんが帰ったとたん撃沈。川崎さんともう一人の友人は「これくらいで済んでよかったかもね」と少しほっとしつつ、帰途についたそう。
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仕返しはまだ終わらない。恐ろしい追い討ちが……
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