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酔いつぶれ女性が交通事故に。ガラスを突き破ったのに助かったワケ

 九州男児は酒好きと聞きますが、九州の女性にも酒好きは多いようです。 お酒 22歳頃、キャバクラで働いていたはるなさん(24歳・仮名)は、とにかく酒好きの九州女子。飲み放題制で、キャストがどれだけ飲んでも売り上げにならないにもかかわらず、ビールケースを飲み尽くすほどの酒豪。しかも、自分を見失うほど飲むため、たびたび周囲が酔っぱらったはるなさんの介抱をするのが、いつもの流れになっていたそうです。

飲酒で記憶がない間に、事故に巻き込まれる

 歩けなくなるほど飲むのが普通というはるなさんは、この日もキャバクラでさんざん飲み倒した後、アフターで、お客さん含めて複数人で飲みに出かけていたそうです。 「店を出た時点からもう全然記憶にないのですが(笑)、後から聞いた話によるとみんなで近所の24時間営業の居酒屋へ飲みに行ったんです。そこで、私はさらにお酒を飲んでいたと聞きました。それがどうしてか、同じ店にいた一人が私を連れ出して、クルマで送っていくことになったんだそうです」  本人に記憶がないので、聞いた話ということですが、はるなさんは助手席をマックスに倒して、完全に寝た状態で送ってもらっていたのだとか。それが後々、彼女の身を助けます。 「実は私を送っていた男のクルマが、交差点で単独事故を起こしたんです。私は、シートベルトをしていない状態だったので、後部座席の後ろにあるガラスを突き破って、外に放り出されてしまったんです」 交通事故 はるなさんは幸い、骨折もなく、全身打撲のみ。入院の必要はありましたが、命に別状はありませんでした。というのも、助手席を倒して、リラックスして寝ていたことが、偶然功を奏したのだとか。 「普通の状態で座ってたらつぶされてたって言われました。本当に不幸中の幸いですよね。でも問題はそこじゃないんです!! 事故った場所が私の家から反対方向だったんですよ。あの男、私をお持ち帰りしようとしてたんです!」  油断して寝入ってしまっているはるなさんもはるなさんですが、お持ち帰りしようとして事故を起こした男性もお粗末。 「民事裁判で怪我の賠償金を払うって話だったのですが、その男、お金も持ってなくて。裁判所から命令されても、ない袖は振れないって言われて、完全泣き寝入りです。記憶なくすほど飲むのは危険だなって思いましたね」  これに懲りて以降、はるなさんはお酒は控えるように……なりませんでした。彼女の「酒の失敗」はこれでは終わらないのです。
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大雪にハブ!? 危険地帯で酔っ払い
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