全身打撲で反省したかと思いきや、
大雪の日、泥酔して寝ているところを救出されるなど、なかなか反省がみられないはるなさん。その後、帰省した沖縄でもやらかしてしまいます。

写真はイメージです。
「記憶をなくすほど飲んじゃいけないっていうのはわかっているんですよ。でも、飲み始めると、つい楽しくなって。沖縄では、友達との飲み会ということで油断して、また飲みすぎちゃったんですよね(笑)」
友人宅とはいえ、泊まるのはご両親のご迷惑に……と気を遣ったのかどうかはわかりませんが、一応はるなさんは自宅へ戻ろうと試みます。
「このときは、タクシーに乗ったまでは覚えてるんです! でも、実際はタクシーに乗っていたかどうかも怪しくて。というのも、起きたら、友人宅の駐車場で寝てたんですよね(笑)。なんでだろう」
怖いのは、その駐車場。実は
猛毒のヘビ、ハブが出る場所だったというのです。
「それを聞いたときは、さすがに震えました。本当に、生きててよかった……」
何度も
生命を危険にさらしながらも飲み続けるはるなさん。これからも、ますます武勇伝をふやしていくことでしょう。酒で命を落とさないよう、祈るのみです……。
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シリーズ 酒の失敗エピソード vol.10―
<文/ミノシマタカコ イラスト/鈴木詩子>