パサパサしない、ふわふわジューシー肉団子の作り方。鍋料理で大活躍♪
目からウロコの、シンプル裏技。
鍋のおいしい季節になりました。鍋に入れる人気具材として、「肉団子」がありますが、作ってみるとパサパサで硬くなったりしませんか? もしくは、市販品の味や食感に満足できない人もいるかもしれません。
今回はそんな悩みをカンタン解決! 10分で完成!「しっとりジューシーな肉団子」の作り方を、“3つのコツ”とともにご紹介したいと思います。
実は、ほんのちょっとのコツさえ覚えれば、誰でもカンタンにおいしい肉団子が作れてしまいます。そのコツとは、次の3つ。
①ひき肉を常温に戻すのはNG!「しっかり冷えた肉」を使う
ステーキを焼くとき、“常温に戻す”ことを意識しますよね? 実は、肉団子の場合は逆。口当たりなめらかな肉団子に必要な「乳化(≒肉のたんぱく質、脂質、水が均一に混ざり合うこと)」という現象を作り出すには、「低温」であることが重要です。つまりひき肉は、冷蔵庫から出してすぐに使うか、数分冷凍庫に入れるようにしましょう。
②「水」を加えて練る
実はこれが最も大きなポイント。ひき肉に「水」?、と驚く方も多いでしょうが、ふっくらとした肉団子をつくるためには、「加水(=肉団子の水分率を上げること)」が最重要。肉のたんぱく質には、塩分を加えてよく練ると、粘り=まとまる力が強くなる性質があります。この力によって、水を抱き込むことができるようになります。
③「砂糖」を少し加える
砂糖には、「保水性」と呼ばれる特性があります。これを肉団子で考えると、ひき肉に含まれるコラーゲン、砂糖、水分が相互作用することで、水分流出を抑えることができるのです。結果、しっとりジューシーな肉団子が完成します。
さあそれでは、実際に肉団子の作り方をご紹介していきましょう!

ふわふわジューシーな肉団子を作る3つのポイントとは?



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