1日に何度も使うトイレだからこそ、汚れは排除したいですよね。とはいえ、便器の縁裏など、手に負えない部分があるのが悩ましい。そんなトイレには、「オキシパック」で対処。まずは準備として、「オキシ溶液」を作ります。
【「オキシ溶液」の作り方】
40~50℃のお湯500mlに5~10gのオキシクリーンを入れて溶かし、スプレーボトルへ入れます。
【オキシパック(トイレ)のやり方】
1 水面の水位を下げるために、洗面器1杯分の水を、はねないように一気に流し込む。
2 喫水線についた汚れラインや縁裏など、内側にトイレットペーパーを貼っていきます。ダブルのペーパーは、詰まり防止のためシングルになるようにはがして使いましょう。
3 トイレットペーパーの上からオキシ溶液をシュッ! 30分~1時間放置し、流した後にブラシでこすればピカピカに。
※スプレーし終わったら、忘れずにボトル容器のふたをあけておいてください。密閉状態にしておくと、発生した酸素により容器が変形・破裂する恐れがあります。
オキシクリーンの回し者では? と疑ってしまうほど、まるごと1冊オキシクリーンの使い方読本となっている本書。でもよくよく読み進めると、用途に合わせて選んでいた洗剤がひとつにまとめられるので、便利かつ節約にもなるのだと気付きます。
「◯◯用洗剤」って、必ずしも必要じゃないかもしれませんよね。掃除の前に、洗剤の整理整頓も必要なのね、と妙に納得させられました。
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小説家・森美樹のブックレビュー―
<文/森美樹>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『
主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『
母親病』(新潮社)、『
神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。
X:@morimikixxx