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酔っぱらいOLのヘンな酒グセ。「目覚めると温泉」のナゾ

働きすぎで、体も心も悲鳴を上げた過去が

「たしかに会社の飲み会や打ち上げの次の日に、朝目覚めたら『なんであたし箱根で風呂に浸かってるんだ……?』ってやらかしたこともあります。でもね、考えてみて下さい。やらかすっていっても、節目の飲み会や送別会の時くらい。上司から飲まされても、頑張って帰って、頑張って起きて、頑張って何ごともなかったように仕事して……って、頑張りすぎちゃって疲れたんです休息 実は「過去に過労で何度も倒れたことがある」という横田さん。早朝出勤に残業は当たり前、休日もろくに休めず、意識を失うように寝て終わってしまうという日々に体も心も悲鳴を上げたといいます。 「だからそれ以来、『程よくサボる!』をモットーとして、自分に言い聞かせてるんです。酔って温泉に来ちゃうのは私の酒グセの悪さですが、どうせならやってしまったことを悔やむんじゃなくて、切りかえて『これはご褒美だ!』って漫喫しちゃう。同じ場所(温泉地)にいるんですから、楽しまないともったいない……!」  生真面目でノーとはいえない性格の横田さん。仕事も断らずに抱え込んでしまいがちなので、「あの人に頼めばやってくれる」「多少の無理はしてくれるだろう」と、職場でも真面目で都合の良いキャラとして頼られてしまうといいます。 「頑張りすぎるとまた倒れたり、自分が折れちゃうんです。だから、社会人としては不合格かもしれないけど、たまに“あえて”遅刻して、適当にガス抜きをする。頻繁(ひんぱん)じゃなければ、不思議と周りも、『なんだしょうがないな~(笑)』『酒グセ悪すぎ』とか言いながら意外と許してくれるんです。  そんな抜けキャラがすごくラク。何事も頑張りすぎない、無理しすぎない、たまにはテキトーに(適度にちょうどよく)さぼっちゃうくらいでもいいと思います」  働きすぎはたしかに良くないですし、「適度にちょうどよく」という考えには賛成です。ただ……社会人として周囲に迷惑をかけないよう、急に休んだり遅刻したりするのではなく、事前に有給休暇や半休を申請しておきましょうね。 ―シリーズ 酒の失敗エピソード vol.16― <文/青山ゆずこ イラスト/鈴木詩子>
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