「ジャニーズなんて…」と言っていた人が一目でヲタになる瞬間
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
「初めてジャニーズを見に行ったとき、きっかけはなんだった?」と聞くと、「友だちに誘われて」とか「家族に連れていかれて」という人がけっこういるものです。
“ジャニきっかけ”の話でおもしろいのは、「ジャニーズなんて……」と言っていた人が、またたくまに“沼”に落ちたというエピソード。
今回は、「こういう人、いるいる!」という“沼落ち人”たちの例を、いくつか紹介してみましょう!
「ジャニーズが大嫌いだった夫。私が公演を見に行くたびネチネチうるさくて……。あるとき、“そんなに言うなら、一度ナマで見てからにして!”とブチ切れ、堂本光一さんの『Endless SHOCK』に連れていきました。
すぐに華やかな舞台に魂を抜かれた彼ですが、ダメ押しになったのは、爪を怪我して血を流しながらも太鼓を叩き続けた光一さんの勇姿。男らしい姿にメロメロになって、今では一緒に応援しています」(ミヨコさん・40)
ジャニーズを「どうせイケメンなだけだろ?」と見くびっていた男性は、彼らの侠気に陥落することが多い模様!
「一緒に行くはずだったヲタ友に急用ができたので、“ヒマだから付き合う”という友人をジャニーズジュニアのコンサートに連れていきました。Snow Manのパフォーマンスに夢中になった彼女、帰り道では“実はもともとファンだったんだよね……”とか言い出してビックリ! 今ではいいヲタ友ですが、あのときのことはずっとからかっています(笑)」(ユキノさん・26)
一気に好きになってしまって、「彼を知らなかった自分なんて許せない! そうだ、私は前からファンだった!」と思い込む人もかなりいます。これもなかなか微笑ましい。
「受験の前の最後の楽しみに、親にねだってHey!Say!JUMPのコンサートに連れていってもらいました。しぶしぶ承諾してくれた母ですが、中島裕翔くんにファンサ(ファンサービス)をもらって大覚醒! 以来、グッズは買ってくれるわ、雑誌は買ってくれるわで、今では立派な強火ヲタになりました」(チカさん・23)
引率で来たつもりが、ミイラ取りがミイラになる親御さんも多いです。スポンサーになってくれるのは嬉しいですね!
初めてジャニを見た人が口をそろえて言うのは、「こんなにカッコいいとは思わなかった!」と言うこと。そして一度ジャニを見てハマらなかった人を、私は知りません。
うっかりビンに入ったものの、出られずもがく獣のように、人はヲタクになるのです。
ところで、あなたがジャニを見たきっかけはなんですか……?
<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>
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みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』