イケメンが全裸で踊りまくるミュージカルをわざわざNYで観てきた<前編>
こんにちは。いつも「おいでよ!クソLINEの森」というその名の通りクソみたいな漫画を描いている真船です。長期休暇に単身NYへ行き、とっても女子SPA!向きのミュージカルを見てきたのでご報告します!!


「NYって言ったらブロードウェイミュージカルだよね!」と言われるほど、最先端のショーが日夜上演されているこの地。そのブロードウェイから少し離れ、規模感も小さい「オフブロードウェイ」(テレビ局でいったら日テレじゃなくてテレ東、みたいな感じ)でひっそりと、しかしめちゃくちゃロングランされているミュージカルが「Naked Boys Singing!」(ネイキッドボーイズシンギング)。
その名の通り、「裸の男たちが、歌う!」それ以上でも以下でもない。イケメンたちが、大事な部分を惜しげも無く曝け出し、ブン回しながら歌うというのです。そんなの見るチャンス、他にある?!というわけで、一人で行ってきました。
チケットの値段は、サイトによって幅があるものの、60ドル~110ドル程度。「男にフラれた」と報告するといつも女性向け性感マッサージ店のリンクを送ってくる先輩がいるのだが、その人曰く、「性感マッサージよりは安い」値段。
当日は席がない場合も多いので、事前にネットで購入をしておくのがオススメ。
会場は、女性7割、男性3割という感じ。男性はゲイカップルが多く、女性は大人数の友達グループが多かった。
なんでもこちらのミュージカル、テーマはゲイの世界観。とはいえ別に深刻なものではなくくだらないので、バチェレッタパーティー(結婚前夜・独身最後の夜に馬鹿騒ぎする)でもよく利用されるんだとか。新婦、結構前日忙しいだろうに何見てるんだよ。
クスクス笑いが止まらぬ中、いよいよミュージカル開演! 拍子抜けするほどちゃちいピアノの音にあわせて現われたのは…
6人のイケメン!
そして、股間は…
キターーー! モロだしでござるよーーーーー!!!
ちなみに、NYで今一番アツいと言われるミュージカル「Sleep No More」でも主演の男優さんもおニンニンモロだしで衝撃を受けたが、やっぱり6人が「マジで意味もなく」こうしてぽろーんしているのは衝撃である。
なぜか、小学校の時カラカラの喉を潤した水道を思い出す。
ちなみに、私の英語能力は義務教育で培われたものなので、多分性的なことも言ってるであろうこのミュージカルは、ちょっと何歌ってるのかマジでわからない。
でも、おニンニンが出てるというだけで、なぜこんなに面白いんだろう。
そして、ミュージカルは思わぬ方向へ…後編へ続く!
<文・マンガ/真船佳奈>
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衝撃的なミュージカルの内容は…?
ステージに登場したのは全裸のイケメン6人!?


真船佳奈
酒を飲むと泣く31歳。テレビマン・漫画家。AD生活を綴った漫画「オンエアできない!Deep」を3月に上梓し、平成生まれなのに昭和のギャグ多めな作風が人気に。ブログ: テレビマン漫画家 真船佳奈のトラブルDAYS Twitter:@mafune_kana