初恋の人から高額セミナーに誘われ、貧困沼に堕ちた38歳女性
アナタは節約が得意ですか?
得意じゃないけど、「お金がないからせざるを得ない(泣)」という方もいるかもしれません。でも、本当の貧困状態になると……普通の生活も食事もままならないような、シャレにならない事態が待っています。
そんな大変な状況でも、創意工夫で、楽しく(!?)乗り越えた女性(38歳/当時アルバイト)に、その衝撃的な話を聞きました!
税金の未払いで差し押さえの電話が掛かってくるようになり、電気も止められているので夜は真っ暗闇。スマホの灯りを頼りに、心細い日々を過ごしていたという優子さん。
メーカー勤務でお金もそれなりに稼いでおり、明るく活発だった優子さんが貧困の沼に堕ちてしまったのは、学生時代に片思いしていた男性からのセミナーへの誘いがきっかけだったようです。
「今思えば、あの時の私はすごく心が弱ってたと思います。彼氏には振られるし、婚活も上手くいかなくて……。ふさぎこんでた時にFacebookのメッセージから、昔好きだった彼から連絡が来たんです。『運気が上がる話があるから聞いてみない?』って」
好きだった人からの連絡という事もあり、元々パワースポットや「運気」に興味があった優子さんは藁にもすがる思いで、そのセミナーに参加費5,000円を払って参加したといいます。
「なんか教祖みたいな人の話を聞いて、今再現はできないけど、とにかくすごくて感動して涙が出たんです。今思えば完全に洗脳されてましたよね(苦笑)。セミナーの後は、彼とご飯に行って、割り勘でしたが昔話にも花が咲いて、すっかり彼への気持ちが戻ってしまって……」
それからも「彼に会いたい」という理由もあり、都内だけではなく、時に北海道や九州で開かれるセミナーに安くはない交通費を掛けて、通い続けた優子さん。
復活した彼への恋心も手伝って、セミナーに参加することが生きがいになり、気付けば貯金は底をついていたとのこと。
セミナー商法にハマり貧困生活に突入
