漫画を描くようになったきっかけを聞いてみたら、その理由がなんとなくわかりました。
「ミナが僕の描いたイラストを見て、『結構うまいじゃん。私たちの仲のいいところ、漫画にしてブログに載せてみなよ』と勧めてきたんです。そう言われて、子供の頃、漫画家になりたいと思っていたことを思い出しました。
当時、僕は30代後半で、新しいことを始めるには遅すぎると思っていたんです。でも、ヨメの愚痴を描いたヘタクソな4コマ漫画がどういうわけか一部で注目されて、書籍化までされて、40過ぎて夢がかなってしまった。
ミナはいろんな意味で、僕の新たな可能性を引き出してくれるんです。不本意ながら、自分が“いい夫”と言われるとは思ってもいなかったし……」(コウイチさん)

「これからも、コウイチさんが完璧な夫になるまで、しつこく言うからな」(ミナさん)
「ヨメがこんなやつだから漫画のネタもできたわけだし、と自分を納得させてます(笑)」(コウイチさん)
ムカつくこともあるけれど、一緒にいるとやっぱり面白い。だから“ヨメ”の残念さもすべて受け入れてるのだな、と感じました。
ちなみに、漫画のネタはすべてミナさんに検閲されているそうです。

コウイチさん、ミナさん、お子さん
<文/女子SPA!編集部>
【桜田麩コウイチ(さくらでんぶ・こういち)さん】
某IT企業に勤める40代サラリーマン。2014年にヨメ(ミナ)と結婚。ヨメに対する愚痴を4コマ漫画でブログに掲載したところ一部で話題となり、現在はアメブロ公式トップブロガーとして結婚生活の嘆きを日々更新中。
ブログ『残念なヨメちゃん!』が
同名の書籍に Twitter:
@yomebaka