――昨年は『アンナチュラル』のゲスト出演で反響を呼びました。

望月「1話から家でも見ていたのですが、母もとても好きなドラマだったんです。僕のゲスト回のときも、母と一緒に見ていました。放送が終わると母が立ち上がって、『頑張ったな』みたいな感じで頭をポンっとやってから、ご飯を作ってくれたんです。すごく嬉しかったんだろうなと感じましたし、僕も嬉しかったです」
――『3年A組』も反響が大きなドラマでした。
望月「『3年A組』のときは、顔を知ってもらった影響を感じました。『見てました』『瀬尾くんですよね』と話しかけられることがすごく増えたんです。嬉しいですね。
ただ、僕、役名で声をかけてもらうことが8割くらいで。それはそれで嬉しいですけど、できれば“
望月”って、僕の名前も呼んでくれたら、さらに嬉しいです」
――最後に、読者にひと言お願いします。
望月「望来としても望月としても必死に頑張りました。“周りからのプレッシャー”だとか、“本当の自分は”とか、きっとみなさんも分かる感覚が描かれていると思います」
(C) 2019 『五億円のじんせい』NEW CINEMA PROJECT
<文・写真/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。
@mochi_fumi