元・関ジャニ∞の渋谷すばる、心境に変化? 筆跡に見える「不安」
筆跡アナリストで心理カウンセラーの関由佳です。昨年関ジャニ∞を脱退し、ジャニーズ事務所を退所した渋谷すばるさんがInstagramを始めて話題になっています。その話題性は元ジャニーズのタレントのSNSというだけでなく、投稿された渋谷さんの直筆。「字がかわいい」「イメージと違う」と注目を集めているのです。
渋谷すばるさんのパッと見たイメージからは、「とがっている」「クセが強い」「天真爛漫」というような印象を持っている方が多いかもしれません。筆跡からはどんな性格が見られるのでしょうか。
「初めてのインスタ投稿でした。
また気が向いたら~
SNS勉強中です。
みんな教えてください~
すばる」
(2019年8月18日Instagramより)
「ファーストアルバム『二歳』が
完成しました!
今の自分に出来る全てを詰め込みました。
渋谷すばるの今を、楽しんで頂ければ嬉しいです。
宜しくお願い致します!
渋谷 すばる」
(2019年8月18日Instagramより)
残念ながら、直筆投稿は現在は削除されてしまっているのですが、「完」や「今」「谷」などの左払いを長めに書く筆跡は、天性のスター性がある人。石原さとみさんや木村拓哉さんなど多くの人気芸能人に見られる筆跡で、キラリと光る個性や美しさ、華やかさを持つ人が書く“モテ筆跡”でもあります。
またへんとつくりがくっつき気味なので、少々気難しい職人タイプのよう。こだわりが強く自分の意見をしっかり持っています。その分、頑固なところもあるかもしれません。
そして「気」や「宜」の横線の並びが等間隔でないところを見ると、理論よりも感性で動くタイプのよう。アーティスト的な気分屋な面もあるように見受けられます。
「本日はお忙しい中お越しいただき、
ありがとうございました。
初めて主演させて頂いた映画を、
沢山のお客様にご覧頂き、様々な経験
が出来ましたこと、本当に嬉しく思っています。」
(2015年2月24日報道陣に配られた直筆の文章より)
2015年当時の筆跡を見ると、文字の方向がだんだん右下へと寄っていっています。
が、今回のニューアルバムを紹介している筆跡はというと、右上に向かって流れています。
文字がずれていく方向では、その人の過去と未来に対する意識が表れます。過去のことを引きずったり未来へ不安を抱えていたりするときは書く方向と逆の向き(横書きでいうと上方向)へ、逆に未来に期待し早く別のチャレンジを始めたい、または早くこの状況から逃げたいと考えていれば書く方向のほう(横書きの場合下方向)へ筆が流れていくのです。
つまり、現在の渋谷さんは未来志向から過去思考に変わっている可能性があります。
過去思考のときは、失敗を恐れたり過去の自分と比べて不安な心理状況になっていたりするので、もしかしたらソロ活動に対してプレッシャーを感じているのかもしれません。
さらに2015年と現在の筆跡で大きく異なる点として注目したいのは、字のつぶれ。
天性のスター性があり職人気質。やや気分屋な面も?
未来志向から過去思考に変わっている
現在の体調は安定している
2015年のときの筆跡を見ると「画」「様」「覧」「頂」などに字の空間が黒くつぶれているところが見られます。小さな範囲にチョコチョコと書いている場合は仕方がないですが、十分余白があるところで空間をつぶす筆跡を書くときは、疲れが出ている状況が考えられます。 一方、現在の筆跡はというと、比較的のびのびと書かれていて、同じ「頂」という字もしっかり空間が開いています。細かい「稿」という字もつぶれたところがないですし、どうやら現在の体調は良好で、安定しているようです。 やはりグループと個人の両方で多忙に働いていた頃に比べ、今は時間的に余裕があるのかもしれませんね。 筆跡を見る限りでは、新しい世界への不安はありながらも自分のペースで持ち前の才能を活かす場所を見つけられたのでは、という印象。ソロ活動が始動し、また渋谷さんの姿を見る機会が増えそうですし、今後の活躍に期待したいですね! 【他の記事を読む】⇒シリーズ「筆跡心理学」の一覧はこちらへどうぞ <文/関由佳> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】