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女性誌『CLASSY.』の着回し設定がなぜ貧困女子や棋士?謎を編集長に聞く

 女性ファッション誌の人気特集といえば、着回しコーデ! 数ある雑誌の中で、ひときわ異彩を放っているのが『CLASSY.』の「着回しDiary」です。コンサバなOL向けのファッション誌であるにも関わらず、主人公は刑事や棋士など、珍しい職業が中心。  最近は人気コミックをオマージュした悪女キャラも話題で、毎回「こう来るか!」という設定に胸が高鳴ります。そんな『CLASSY.』編集長の中村亮氏に、「着回しDiary」裏側について突撃インタビューしてきました!

棋士、刑事、置いてけぼり過ぎる設定たち

 裏側に迫る前に、『CLASSY.』のトンデモ設定をいくつかご紹介します! ●棋士設定「今日は初めて獲得したタイトルの防衛戦」(2018年10月号)
『CLASSY.:着回しDiary』2018年10月号

『CLASSY.:着回しDiary』2018年10月号

●刑事設定「青島刑事と一緒に聞き込み捜査が続く」(2019年9月号)
『CLASSY.:着回しDiary』2019年7月号

『CLASSY.:着回しDiary』2019年7月号

●超貧乏娘「どん兵衛をすすりながらLINEのやりとり」(2017年4月号)
『CLASSY.:着回しDiary』2017年4月号

『CLASSY.:着回しDiary』2017年4月号

 いかがでしょう? 「こんな職業の読者なんているの!?」と思ってしまう設定ばかりですよね!

ありきたりな着回しストーリーに飽きて、現在の攻めたスタイルに!

 まずは、『CLASSY.:着回しDiary』が今のようなスタイルになった理由について教えてもらいました。 「いわゆる“普通のOL”設定のストーリーに飽きたことがきっかけです。『学生時代の仲間と女子会』『気になる彼とデート(ハート)』『今日は勝負のプレゼン!』……など、毎月代わり映えしないシーンが並ぶ物語を作っていて、だんだん面白くなくなりました。作り手側がそう思って作ったものを、読者が『面白い!』と感じるわけがないので、『作っていて楽しいもの』を追い求めていった結果、今のスタイルに行きつきました」と、中村編集長。  やみくもに奇をてらった職業に設定しているわけではなく、毎回の企画で着まわす服から着想を得た職業を選んでいるそう。 「例えば、パンツの着回しであれば、アクティブでいつも動きやすいパンツスタイル中心の職業から刑事にいきつきました。カーディガンの着回しの場合は、いつもカーディガンを着ているイメージで美術教師と棋士が候補に挙がりました。どちらが面白い写真に仕上がるか考えて、最終的に棋士の設定に。
『CLASSY.:着回しDiary』2019年7月号

『CLASSY.:着回しDiary』2019年7月号
「Uber Eats」の配達員が主人公! Uber協力のもと、実際の配達員のアイテムを借りて撮影に挑んだそう。

 カジュアルアイテムの設定であれば、いつもラフな格好をしている職業は何か考えていき、自転車に乗っているUber Eatsの配達員が思い浮かびました」 「エッ、なぜこの職業!?」と思う設定でも、実はちゃんと意味があったんですね。では、この設定はどのような方が考えているのでしょう。どこからか「おじさんの編集部員が考えている」という噂も耳に入ってきて、ぜひともその真相を確かめたい。この噂は本当なのか、ツッコんで聞いてみました。 「『CLASSY.』では各企画を、編集者とライターがコンビで相談しながら考えています。ライターは30代の女性がほとんどですが、編集者は30~40代で女性もいれば男性もいます。完全なおじさんである私が口を出すこともあります。なので、着回しDiaryはおじさんの編集部員が考えている『こともある』とは言えます」  女性だけでなく男性の意見も反映されているからこそ、設定やストーリーに面白みが増すのですね。
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名作コミックをオマージュした主人公が悪女すぎる!
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