おふたりとも、お母様の理解を得たいがため、まだ固まりきらない恋の話まで細かく話してはいないでしょうか。もしそうなら、それはやめたほうがよさそうです。今後、恋の話は適当にはぐらかし、自分ひとりで向き合うようにしてみましょう。

自宅に招いたりするのは、二人の仲がしっかりと固まって、結婚だなんだと事態が進んでからで十分です。それと、お母様が彼の容姿だの出自だのをぐだぐだ言い始めたら、「
失礼なこと言わないで? お母さんは何様のつもりなの? 私がいいと思った人を侮辱したら許さない!」くらい言ってやっていいはずです。驚かれても、怯まない。
そして何より、たぶんずっとおふたりの胸にある
「お母さんがどう思うか」という考えを取っぱらい、「私の判断で、私が選んだ人と進む!」という気持ちで、自分の恋の舵取りをしていってほしいです。
実は大人の女性でも、なにかにつけて「お母さんがさぁ……」という人、けっこう多いのです。愛情にはじゅうぶん感謝して、母と距離をおきましょう。恋の大海に漕ぎ出したら、お母様の存在も遠い陸の端っこにすぎないのですから。よい航海を!
<文/みきーる>
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