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娘の恋愛に口出しする母親のタイプ。ジャマされない方法は?

<みきーるの女子マインド学>  急に秋が深まり、肌寒くなってきました。今回は、温かく応援してくれるはずのお母さんに「恋を壊された」というご相談を2件いただきました。母は娘の味方のはずなのに、これはつらい……! そんなお母様への向き合いかたを考えてみましたよ。

お悩み1 本当に“応援”してくれているの?

お悩み1 本当に“応援”してくれているの?

写真はイメージです(以下同)

相談者:ノリカさん・29歳 「この子、いい年なのにまだ浮いた話がないのよ。お宅のミカちゃんがうらやましいわ」  知り合いの娘さんに彼氏ができたり、結婚が決まるたび、「それに比べてうちの娘は……」と母のおしゃべりの引き合いに出されてきました。  そのくせ、私にちょっといいな、と思う人ができると「親御さんのお仕事は何なの?」とか、「都内にお住まいじゃないの?」とか、勝手にうちより上とか下とか決めつけて、「あなたには合わないと思う」と言い、暗に交際を邪魔されてきました。  そのせいで、何度か始まりかけた恋を壊されたこともあります。早くに父を亡くし、母娘仲良くやってきましたが、このままでは一生恋人ができないのではないかと不安です。母は、本当に私に自立してほしいのでしょうか。

お悩み2 母のイケメンオーディションがひどい

お悩み2 母のイケメンオーディションがひどい相談者:ユキミさん・23歳  私の母は重度のイケメン好きです。父も顔は整っていますが、歳が離れているせいか、今はふつうのおじさんという感じです。そのせいか、母は私の彼の容姿にあれこれ口を出すようになり、ウザくてたまりません。  あるとき、家に遊びにきた彼がトイレに立った際、母が「あの子可愛くないからヤダー! あなたなら、もっとイケメンくん狙えるわよ~」などと言いだし、それをちょうど出てきた彼に聞かれて最悪でした。  もちろん、気まずくなって彼とはそれっきりです。今後、誰かとお付き合いして結婚の話が出ても、母のイケメンオーディションを突破しない限り先はないのでしょうか。

娘の恋愛に口出しする母親の心理

 おふたりとも、お母様を思うがゆえ悩ましいことですね。ですが、このまま“お母様を野放し”にしておいては、この先も無邪気に恋をぶっ壊される可能性は高いと思います。  お母様がたが娘の幸せを願わないわけはないと思いますし、娘が素敵な男性と縁付いたら素晴らしいと思ってもいらっしゃることでしょう。 娘の恋愛に口出しする母親の心理 しかしながら、ノリカさんのお母様はそれよりも強く“終わらない母娘時間を過ごしたい”と思っていそうです。恋に不器用な娘を見守りながら、やきもきと、でも楽しく過ごす。そんな時間を、もう少しこのままで……。最愛の娘との“このまま”を手放せずにいるのが、正直なところだろうと思います。  一方、ユキミさんのお母様は、娘のお相手選びを一種のエンタメとして見ているように思えます。「新しい担任の先生はカッコイイかな?」「今度の転校生は素敵かな?」というように、自分をときめかせ楽しませてくれる対象として、“娘の彼”をジャッジする。そこに、親としての見守りの視線はあまり感じられません。  どちらのお母様も、悪気なく“娘の恋ゴトには、私も参加していい”と思っているのかもしれません。だとすれば、少し距離をとってもらう必要がありますね。
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母親に彼氏を紹介するタイミング
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