台風で見えた夫の本性。備えは妻任せのうえに呆れた暴言も…
10月12日から13日にかけて上陸した大型の台風19号の影響で、各地に大きな被害が出ています。被害を受けた方々やご家族の気持ちは計り知れません。
あの強い雨風の中、浸水や停電になったらどうしよう?と不安な時こそ、頼れる人がほしいもの。ところが、台風の時に夫から残念な対応をされてしまった2人の女性に話を聞いてみました。
桜井莉奈さん(仮名・28歳・主婦)は、実家で飼っていた柴犬のピースを連れて3年前に結婚し、庭の犬小屋で飼っています。
「今回の台風19号は、非常に勢力が強いとニュースで見たので、庭にいるピースを玄関に入れる事にしたんですよ」
Twitterでも“#ナイス犬しまい”というハッシュタグをつけて、室内にしまわれてホッとなごんでいる犬の写真がたくさんアップされていました。
「すると夫のH(37歳・メーカー勤務)に『犬を家に入れるのかよ?じゃあ洗ってからにして、臭いから』と言われてカチンときました。お前の加齢臭の方がよっぽど臭いよって」
ですが本人にそんな事は言えないので、ピースをキレイに洗い、乾かして玄関につなぎ、なでていると…。

「Hに『毛が抜けて舞うからなでるな』と冷ややかに言われて。ピースはこんなに大人しくいい子にしているのに。しかもHは台風対策も何一つ手伝ってくれなかったんです」
スーパーに食料や飲み物を買いに行ったり、ガラスが割れた時に破片が飛び散らないように家中の窓に養生テープを貼るのも、全部莉奈さんひとりでやりました。
「そして、台風報道を寝そべってビールを飲みながら見て『あ、二子玉ヤバい事になってんじゃん!俺の嫌いな上司が二子玉に家建てたから笑いが止まらないわ~』なんて言うんですよ!思わず絶句しました…不謹慎にも程があると」
夫は普段は無口で、うるさい事も言わないので特に気にしていませんでしたが、台風という非常時に、莉奈さんにも、ピースにも、上司にも、二子玉川付近の被災されてる方々に対しても、人としての優しさのかけらもないHさんに引いてしまったそう。
「玄関にいるピースの前を通るたびに『ここは俺の家だからな、明日は犬小屋に帰れよ』と偉そうに言っている姿を見て…この先この人と一緒にやっていけるのか不安になりました。この台風をきっかけによく考えたいと思います」
続いては、台風が過ぎた後に夫の意外な本心を知ってしまった女性の経験です。
飼い犬を家に入れようとしたら夫が「洗ってからにして、臭いから」

「俺の嫌いな上司が二子玉に家建てたから笑いが止まらないわ~」

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