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『グランメゾン東京』玉森裕太の白すぎる美肌にくぎづけ

ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ 『グランメゾン東京』の、玉森裕太さんの顔が白い。いや、彼の白肌の美しさは言わずもがなですが、今回は特にその白さが雄弁なのです。

とにかく肌が白すぎる

とにかく肌が白すぎる 本作で玉森さんは、かつての上司・尾花夏樹(木村拓哉さん)を嫌悪しながらも、その才能への情景を殺せない元部下・平古祥平を演じています。祥平は最年少でホテルブッフェの料理長になりましたが、どこか不満そうに見えます。  その玉森さんが、白いのです。印象的なその白は、シェフコートの純白ともあいまって、隠しようもない彼の料理への純真さ、潔癖さを映して輝きます。失望に青白くなり、焦燥に仄白く揺れ、シェフとしての矜恃が雪白に照らす――。さまざまな白が、玉森さんの肌を通して実に饒舌に祥平の気持ちを語っています。  もしも玉森さんが絹地のように高潔な肌の持ち主でなければ、祥平役はここまで説得力をもたなかったように思います。  高みを目指すよりコストとニーズを重視した料理を作り、心揺さぶる女より手堅い有力者の娘と付き合い……いろんな思いを白く塗りこめているものの、魂の叫びが、本当のまばゆい白がごまかしを突き破って顔を出してしまう……。  第2話では、彼のそんな葛藤が描かれました。食に忠誠を誓った男の喜びと苦しみがズキズキと伝わってきて、それはもう痛いほど。

白肌は才能

 役者は、生まれもった素材、その肌さえも才能の一部だと思います。玉森さん以外が、たとえ巧みなメイクを施してもあの白を手にすることはできないでしょう。物語る白。運命の白い素肌をまとった男。  この肌が、どうしようもなく火照り紅潮するさまを見たい。そうなるのは、自身が会心の料理を作ったときでしょうか。それとも尾花シェフの一皿を食べたときでしょうか。  目を離さず、見守りたいと思います。 <文/みきーる イラスト/二平瑞樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!
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