小鍋レシピ「厚揚げともやしの坦々鍋」で温まろう。リピ確定のおいしさ
鍋料理って、どんなイメージがありますか。大勢でつつく、鍋パーティ等々。身体があたたまって、たくさんの栄養が摂れる、という利点もありますが、何をどのくらい食べたかわからない、もしかしたらカロリーオーバー?という心配もあったりして。
そもそも鍋は大勢で食べるもの、という決まりはないのです。『SHIORIの∞むげん小鍋』は、1人分から作れる小鍋料理を提案したレシピ本。私、これには大賛成です。だって、1人分なら材料も栄養も明確だし、片づけも簡単。数人で食べるなら、小鍋を人数分用意すれば済むのです。大鍋をシェアし合うのが苦手という人もいますし、好き嫌いも人それぞれ。そんな風潮を一気に解決したのが本書なのです。
本書には、料理家・SHIORIさんが考案した小鍋レシピが73通り掲載されています。まずは本書で使用している小鍋をチェック。
☆小鍋6号
口径(取っ手を除いた直径)19㎝前後
800ml~900ml
※本書では土鍋を利用していますが、アルミ鍋、ホーロー鍋、フッ素樹脂加工の片手鍋など、小さめサイズのならどんな鍋でも楽しめるレシピですが、煮込み時間は鍋により異なるので素材の様子を見ながら調整してください。
さらに、本書は各レシピに10のポイントがマークされています。「すぐ食べたい・ごはんがすすむ・お財布にやさしい・野菜が食べたい・カロリーが気になる・冷えた体を温めたい・おうち呑みにイイ・ほっと癒されたい・締めまで楽しい・ちょっとおしゃれに」。気分で選べる小鍋ってワクワクしますし、小鍋を持ちよって鍋パーティならぬ小鍋パーティにすれば、ダイエットにも効果的かも。
それでは体があたたまってお財布にもやさしい、これからの季節にぴったりのレシピを2つご紹介します。
☆この小鍋のポイント:ごはんがすすむ・お財布にやさしい・おうち呑みにイイ・締めまで楽しい
【材料】
豆もやし 1/2袋
豚ひき肉 100g
厚揚げ 1枚(200g)(ひと口大に手でちぎる)
A
豆板醤 小さじ1/2~1
しょうゆ 小さじ1/2
みそ 小さじ1
酒 大さじ1
B
麺つゆ(3倍希釈) 50ml
水 150ml
無調整豆乳 100ml
にら 2本
白すりごま 大さじ1
ごま油 小さじ1
<作り方>
1. 鍋にごま油を熱し、ひき肉を焼きつけるように炒める。肉の色が変わったら、Aを加えて味つけし、いったん取り出す。
2. 鍋に、もやし、厚揚げ、Bを入れてふたをして中火にかけ、煮立ったら3~4分煮る。
3. 豆乳を加えて温まったら(煮立たせないように)、1で取り出した肉と1㎝幅に切ったにらを加え、すりごまをふる。
女性にうれしい豆乳をベースにした小鍋。豆板醤の辛味で身体もあたたまり、豚ひき肉と厚揚げでたんぱく質もしっかり補給できます。私、あえてひとりの夜に作ってみたのですが、ひとり鍋=さみしい、という思い込みが崩壊しました。作りやすい材料なのに、見た目も味も満たされてしまう、ついでにお酒もすすんでしまうという、まさに最強小鍋。締めがなくてもお腹いっぱいになりますので、糖質制限している方はダイエットにもなり得ますね。

アイデアレシピが73通り
メチャウマ~!「ちぎり厚揚げともやしの担々鍋」
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