名店級「サーモンクリームパスタ」は超簡単に作れる。ポイントは材料だけ
【私、今日から料理上手です Vol.6】~クリスマス・ディナー編 第2回~
憧れのクリーム系が、カンタンに。
皆さん、お家クリスマスの準備は順調に進んでいますか? チキンを焼いて、他メニューは何にしようか? と悩んでいる人もいることでしょう。そんな時にオススメしたいのが、「サーモンのクリームソースパスタ」。パスタ店でも人気メニューの一つですが、お家で作るとなるとやや難易度が上がりますよね。レトルトソースや冷凍パスタでもたまに見かけますが、具材や風味がイマイチなことも。コレが失敗することなく簡単に作れたら、クリスマスにも大活躍してくれるはずです。
そこで今回は、クリスマスメニュー第2弾! 絶対に失敗しない「サーモンのクリームパスタ」の作り方をご紹介したいと思います。
大事なのは、絶対に失敗することなく、お店級のおいしさを実現すること。そのためには、“鮭選び”と“クリームソースの作り方”がポイントになります。いずれにせよカンタンであることをお約束しつつ……。まずは、「鮭」。生鮭を使うとなると味付けが難しいので、使うべきは、「西京漬けの鮭」。
そう、和定食などでおなじみの漬け魚です。あらかじめ味噌に漬けられているので、鮭の味付けは不要。むしろ旨味が凝縮されているので、感動級のおいしさをパスタに活かすことができます。また、クリームと味噌が合わさると旨味とコクが深まって、全体的に華やかな風味に仕上がります。
そして次は、「クリームソース」。どうやったらとろみがつくの? 生クリームを買うのは面倒……、なんて悩みを一掃してくれるのが、「クリームソース缶詰」をそのまま活用するというアイディアなんです。
メーカーはどこのものでもOK。スーパーに行けば、200円前後で大概売っています。ホワイトソース缶を牛乳で伸ばしてソースを作りましょう。それでは早速作り方ご紹介していきたいと思います。
【材料(2人分)】※1人分の場合は分量をすべて半量にしてください。
鮭西京漬け 2切
牛乳 180ml(米の1合カップ1杯分)
ホワイトソース缶 1缶
ブロッコリー(冷凍)※ 150g
粉チーズ 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1
ニンニク(刻み、チューブでもOK) 1片分(小さじ1程度)
パスタ(乾麺) 200g
こしょう 適宜
※ブロッコリーは自分で茹でてももちろんOK。冷凍タイプはコンビニでも手軽に購入できます。
【作り方】
(1)鮭は骨を除きながら、1口サイズに切り分ける。ブロッコリーも小さめに切る。
(2)フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れて火にかける。香りが出てくるのがサイン。
(3)鮭を加えて、表面がこんがりするまで炒める。火加減は中火。焦げすぎないように注意する。
(4)クリームソースと牛乳を加えて温める。
(5)グツグツいってきたら、ブロッコリー、粉チーズ、こしょうを加えて全体を混ぜて1~2分煮込む。
パスタはソースを作ってから落ち着いて茹でてもよし、並行してできる人はパスタを茹でながら進める。
(6)茹で上がったパスタにソースをたっぷりかければ完成。
あとは、「愛情込めて作ること」が重要です。気持ちのこもった料理に勝るものはありません! 楽しく料理をしながら、素敵なクリスマスシーズンをお過ごしください。
【前回のレシピ】⇒クリスマスの「ローストチキン」をフライパンだけでシンプルに作る方法
<文、写真/スギアカツキ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
ポイントは2つ。「鮭」と「クリームソース」が決め手


絶品「サーモンのクリームパスタ」の作り方







スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12