この美少年だれ?長脚&色白のジャニーズJr.にうっとり
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
King & Princeの平野紫耀さん、永瀬廉さん、髙橋海人さんが主演を務める舞台「JOHNNYS’ ISLAND(ジャニーズアイランド)」が東京・帝国劇場で幕を開けました。
同舞台は、今年7月に亡くなったジャニー・喜多川氏をエターナル・プロデューサーとして位置づけ、ジャニー氏が唱えてきた「Show must go on」(何があってもショーは続けなくてはならない)に込められた本当の意味について、ひとりひとりが答えを探す物語です。
主演の3人のほかにも、HiHi Jets、美 少年、7MEN侍、少年忍者ら今をときめくジャニーズJr.が山ほど登場し、“動くジュニア図鑑”みたいになっているのが、本作の醍醐味です。
これでもかと現れるジュニアたちの中、特に舞台映えする少年がいますので、今回は彼をご紹介したいと思います。
その名は、佐藤龍我さん(美 少年)!
龍我さんは、2002年12月17日生まれの16歳。ちょうど一週間後に17歳になられます。
この龍我さん、加藤シゲアキさん主演ドラマ『ゼロ 一攫千金ゲーム』でゼロ(加藤さん)のライバル・標役に抜擢されたこともあり、なかなか高いポテンシャルを秘めたお方。“憧れの先輩ジャニーズ”には、「素の感じのまま優しいから、僕もそうなっていきたい」と嵐の相葉雅紀さんを挙げています。
美しいのに、悩みは「胃下垂で、食べるとお腹が出ちゃうところ」、特技は「脚上げとレモン丸ごと1個食べれるところ」というのも、親しみがわいて、なんか推せます!
さらに178㎝の長身&長脚に恵まれ、舞台のどこにいても抜群のアイキャッチ力を誇ります。そして何より、ジャニーズでもまれな、“錦絵の美少年”にハマる美貌が大変にすばらしい。
錦絵とは歴史物の名場面などが描かれる、多色刷りの木版画のこと。
この錦絵の名画に、「一ノ谷落城熊谷討敦盛」(楊洲周延画)というのがあるのですが、これなんか龍我さんのイメージにドンピシャ。
敦盛は「平家物語」の「敦盛の最期」に登場する悲劇の美少年で、平清盛の弟・経盛の17歳になる息子です。龍我さんのメイクは、「肌を白めに仕上げていて、雰囲気がK-POPアイドルに近い」とも言われるようですが、だとしても、より近いのは敦盛のごとき和の美の道!
一ノ谷の合戦で破れた敦盛は、敗走の中、熊谷直実に捕らえられてしまいます。が、薄化粧を施した敦盛のあまりの美顔、武士としての潔さに感動した直実は、彼を逃がそうとします。しかし、高貴な敦盛はこれを拒み、斬るようにと望むのです――。
私は、たしか中学で「敦盛の最期」を習いましたが、当時「敦盛のキャスティングを誰にするか?」妄想をたぎらせるも、難航した覚えがあります。
が、今なら敦盛役は龍我さん一択!!
白馬を駆り、壮麗な鎧兜に身を包んだ紅顔の美少年。戦の最中にも懐に笛を忍ばせ、風流を忘れなかった若武者の役、いつか龍我さんが演じる姿を見たいものです。
現時点で、龍我さんや美 少年はそこまで露出が多くはありません。が、『裸の少年』(テレビ朝日系)やYouTubeのジャニーズJr.チャンネルで楽しい姿を拝めますし、この先の活躍が期待されています。
佐藤龍我さん、“現代美と雅を共存させたジュニア最後の将”として、おのれを磨き続けてくださいますように……!
<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>
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178㎝の長身&長脚で、舞台映えするジャニーズJr.
まるで“錦絵の美少年”ってどういうこと?
佐藤龍我演じる敦盛が見てみたい!
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』