友人との“チケット代”トラブル5つ。手数料を払ってくれないetc…
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
コロナウィルスの影響で、ジャニーズのみならず、さまざまなイベントが中止や延期になっています。「本当なら、バリバリ公演の感想を語っているころなのに!」と残念に思うヲタさんも多いはず。
参戦がままならないのは悔しいですが、こんな時期だからこそ、ヲタ活のモヤモヤをすっきりさせることを考えてみませんか?
今回は、ご相談の多かった“ヲタ友とチケット代”について考えてみます。

「一緒にコンサートを観に行こう」となった場合、どちらかがチケットを取って、代金は当日精算するというケースが多いと思います。友達にチケット代を立て替えてもらったら、お会いしてすぐにお渡しするのがいちばんですが、これができずにトラブルになることもある様子。
また、支払いを待ってあげたばかりに「え?」と思うような目に遭うことも……。
★本当にあったチケ代のトラブル
「信頼していた友人が、“代金は公演後に払う”と言うので了承したけれど、結局ごまかされて払ってくれず、あげくにブロックされた」
「先にグッズを買いたいというから待っていたら、“欲しいものが多すぎてお金が足りなくなった。今日はチケット代払えない”と言われた」
「催促しそびれた私も迂闊だったけど、“次に会ったとき払うね!”と言われたきり、“次”が来ない」
「当日渡してくれなかった代金、後日払ってはくれたけど、お金が小銭ばかりで呆れた。9450円、みたいなとき、7000円分は千円札だったけど、あとは1円玉も5円玉も混ぜてぎりぎり。いやがらせかと思った」
「チケ代は払ってくれたけど、発券手数料とか目に見えない代金についてはにごされて払ってもらえなかった」
ヲタ活でいちばん大切なのは、好きなタレントにファンサをもらうことでも、可愛いうちわを作ることでもなく“お金で人に迷惑をかけない応援をすること”です。
まずこれ。ほんとこれ!
これができて初めて、人と関わりながらのヲタ活ができるのです。
程度の差こそあれ、代金を立て替えた側は、「ちゃんとお支払いいただけるかな?」と思っているものです。「返してもらったお金でグッズを買おう」など、心づもりをしている方もいます。速やかに精算を済ませ、おたがい気持ちよく公演に臨みましょう。
以下に、基本的な精算のしかたを記しておきます。
AさんがBさんのぶんのチケット代を立て替えた場合です。
A「代金の明細をお知らせします。チケット代5000円+手数料400円(2枚で取ったので、手数料800円の1/2)で5400円になります。よろしくお願いします」
※LINEでもDMでもいいので、内訳を記載したやりとりは記録に残しましょう。
B「承知しました。当日すぐお渡ししますね!」
※おつりのないように代金を用意し、封筒に入れてお持ちします。
Bさんは、当日Aさんに会ったら「忘れないうちに」といって精算を申し出、その場で金額を確認してもらいます。このプロセスは、絶対省かないこと。
私の失敗談ですが、封筒の口が開いていてバッグの中に小銭が落ちたことに気づかないまま先方にお渡ししてしまったことがありました。先方もその場で確認されなかったので、ご帰宅されてから気づかれ……お手間を取らせてしまいました。
また、最初から悪意のある人はお札を折り曲げてごまかす、少ない金額を入れてシラを切る、などすることもあるようです。なので、おたがいのためにも確認はきちんと。
Bさんが切り出してくれない場合、Aさんは入場前に遠慮なく「ごめん、精算をお願いしていいかな?」と切り出しましょう。うっかりしていただけならすぐ応じてくれましょうし、何かありそうなら、事情を確認したほうが安心です。
気心の知れた仲間なら、そこまで厳密にしなくてもいいのです。もちろん。
ただ、「ネットで知り合って、まだ日が浅い」とか、「ちょっと言動に不安がある」というような場合は、基本を押さえておいて間違いありません。
「ライブは最高だったけど、チケット代でモメてつらかった」というようなことがないように、“ヲタ友を大切にするヲタ活”を心がけたいものですね!
<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>
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みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』