
「大手IT系企業で働いていた方でした。3回目のデートで『絶対付き合って良かったと言わせてみせるから付き合って』と言われて交際を始めたのですが、お付き合い2ヶ月目くらいから過去に浮気してた話を武勇伝として語りだしたんですよ。ちょっと、あれ?って思いました」
さらに、交際3ヶ月目の出来事。大森さんはマッチングアプリをやっている友人から「これ、あんたの彼氏じゃない?」とアプリに登録された彼の写真を見せられたのです。
「友達にお願いして『どのくらい彼女いないんですか?』とメッセージを送ってもらったら『1年くらいいないんです』と返ってきました。スクショして彼に見せたら『フリーメイソンの陰謀だ!』とスゴい返しをしてきました」
それでもまだ付き合いを続けていた大森さん。ある日、一緒に彼のスマホのを見ていたところ、他の女性からのライン通知が届き、浮気をしてることが発覚しました。
「よくよく聞いたら、なんと6股もしていたんです。さすがに『別れよう』と言ったら、別れ話を切り出した他の女性に対して脅迫しているメッセージをを見せられました。『お前も別れられないよな?』と脅されて……背筋が凍りましたね」
その後、真剣に話し合いをした結果、6カ月目でようやく別れられたそうです。相手が浮気者かどうかを判断するならば、付き合った後にアプリを辞めたかのチェックは必須かもしれませんね。
『マッチングアプリなび』編集長が語る、失敗しない出会いをするためには

『マッチングアプリなび』編集長の柏木りさこさん
では、マッチングアプリでの出会いで失敗しないために、気を付けるべきこととは一体何なのでしょうか。アプリでの婚活をテーマにしたコンテンツサイト『
マッチングアプリなび』の編集長である柏木りさこさんに話を聞きました。
「まず、自分の目的に合ったアプリ選びが重要なポイントですね。30代ならペアーズやOmiaiなど、カジュアルめな恋活も含んだものがお勧め。40代以降でしたら、ゼクシィ縁結びなど真剣な婚活をメインにしたアプリでしょうか。
『結婚したい』『真剣なお付き合いがしたい』など、自分が本当に求めている出会いを欲してる男性がいそうなアプリを選ぶのが賢い戦略です」
ただ、コロナ禍を機にアプリの会員数は増え続けてはいるものの、せっかく登録しても「良い人と出会えない」とすぐに退会してしまう女性がいることも事実だそう。これはマッチングアプリにおける出会いの環境をしっかり理解していない人が多いことが原因だとか。
「マッチングアプリは女性が男性からいいね!をもらいやすい場でもあるんです。ある程度いい写真を載せてプロフィールも書けば、大抵の女性はめちゃくちゃアプローチされます。
でも、それを勘違いして『もっといい人がいるはず!』となってしまうと危ないんですよ。女性が称えられる世界だからこそ、受け身体勢ではなく自分からアプローチしていかなければ」