気になるレシピは次のとおり。

【材 料】(作りやすい分量 / 約4人分)
● 牛骨……500g
● 水……2000ml
● 玉ねぎの皮……2個分
● 長ねぎ(青い部分)……1本分
● 生姜(薄切り)……1/2片
● 焼酎……100ml
● 塩……適量
【作り方】
1. 牛骨は2~12時間ほど水に浸けて血抜きをする。
2. 圧力鍋に(1)とかぶるくらいの水を入れて強火にかける。沸騰したら牛
骨を取り出して血合いなどをよく洗い、湯を捨てる。
3. 圧力鍋に(2)の牛骨、玉ねぎの皮、長ねぎ、生姜、焼酎、分量の水を
入れて蓋を閉め、中火にかける。圧力鍋のピンが上がったら弱火にして
20分加熱する。
4. 火を止めて、ピンが下がるまで放置する。
5. アクをとりながら好みの濃度まで煮詰めて漉し、仕上げに塩で味を調え
る。
※ ニンニクを香り付けで加えてもよいが、食べないこと!
『ガチ速“脂”ダイエット』のスタイリングを担当した。フードコーディネーターの高橋ゆいさんに調理のポイントをお伺いしました。

「なんといっても牛骨の下処理。独特の臭みをなくすために、牛骨の血抜きはシッカリ行ってくださいね。目安は、牛骨を流水につけて赤い色が出なくなるまでです」
また、臭み消しで使う酒も、ここでは日本酒ではなく糖質の少ない焼酎をチョイス。
「焼酎も色々な種類がありますが、麦焼酎はクセがないので使いやすいですよ」
圧力鍋がない人は、ホーロー鍋でコトコト煮込んでも簡単にできるとのこと。
「玉ねぎの皮は、粉末にして色々な料理にかけたり、お茶にする……なんて方法も。いずれも必ず無農薬ものを使うようにしてください」
牛骨と野菜の旨みがギュッと詰まったボーンブロススープは、滋味深い味わい。ちょっと手間暇がかかりますが、週末に作り置きして、チャック付きの冷凍パウチに小分けにすれば、冷蔵保存もできます。
体に嬉しい効果がいっぱいも玉ねぎの皮、捨ててしまうのはもったいない! ダイエットにも効く濃厚ボーンブロススープ、ぜひ試してみてくださいね。
【金森重樹さん】
’70年生まれ。東京大学法学部卒。不動産経営、ビジネスプロデューサーとして活躍する傍ら、近年はダイエットに開眼。『
ガチ速“脂”ダイエット』がベストセラーに。最新刊は『
ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全』。ツイッターは
@ShigekiKanamori

<取材・文/アケミン>