アイラインは黒・茶以外を選んでみて。ナチュラルな目元になる色選び
キレイになりたい皆さま、こんにちは。美容活動、略して「美活」も2年目に入ったにらさわあきこです。マスク生活も早1年弱。目ヂカラが問われる昨今ですが、アイメイクはどうしてますか? きちんとしたいのはもちろんですが、私はできれば自然であか抜けた大きめ目元を目指したい。
人気ヘアメイクアップアーティスト・藤岡ちせさんのレッスンを受講したところ目からウロコのテクニックが満載だったので、その中からアイラインについてのコツをご紹介します。
「マスク時のメイクでは目元が肝となりますが、アイメイクで大事なのは顔の形とのバランス。顔の形や立体感は個人ごとに違うので、自分の特徴を知ってメイクするのがなによりも大事です」と、藤岡さん。
メイクの基本は“シンメトリーに見せること”。なので、自分の顔の骨格や筋肉(表情筋)、左右の目の形や大きさを把握してアイライナーを入れる場所、長さ、幅などを調節し、シンメトリーに見せるようにするとメイクはうまく行くのだとか。
そこでアイメイクのポイント2つを教えてもらいました。
ひとつ目は、アイライナーの色選びです。アイライナーは、黒やブラウンを選ぶ人が多いですが、実は色モノを選んだほうが使い勝手がいいのだとか。
「パープルやグリーンなどを使うとアイシャドウとの色なじみがよく、アイライナーだけ浮いてしまうことがありません。黒や濃い茶のアイライナーだと、強い目の印象になるし、ボカシが難しいので左右の目の大きさや形をシンメトリーにするのが難しい。
パープルやグリーンをおすすめする理由は、人が本来もっている色に近く肌に馴染みやすい色だからです。透ける血管(クマ)で想像してもらうとイメージしやすいかもしれませんね」(藤岡さん、以下同)
なるほど! アイライナーは黒とブラウンしか持ってない私はアイライナーを使うと目だけが浮き出ると言うか、小さく見えるのが悩み。それも濃い色で目の内側と外側を分断してしまうことが原因の一つとか。
「ラインを黒や濃いブラウンでしっかり引くとラインが強調されるんです。二重まぶたの人は、なにもしなければ二重の上までが目のゾーンに見えますが、目のキワにしっかり引くと境界線が強調されるため、二重幅より目が小さく感じてしまいます。
そこで色をアイシャドウにつなげやすい色にすると馴染みがよくなり、変に浮かずにナチュラルな目元を作れます。ちなみに、パステルカラーは肌浮きやすくて目を大きくする効果が薄いので、オススメではありません」
つまり、パープルやグリーンは肌なじみがいい上にボカシやすく失敗が少ないので、初心者にオススメということなのでしょう。
「黒や茶も決してNGではないんです。たとえば茶のアイカラー(あまり濃くない)に茶のアイライナーを入れれば、勿論グラデーションが綺麗に出ます。が、濃い色でシンメトリーに仕上げるのはプロでもかなり難しい上に、にらさわさんのように目が小さく見えてしまう恐れもあるでしょう。
それならば別の楽しみ方で、茶のアイカラーにグリーンのアイライナーを使う。すると、それぞれの色が混じり合ってモードっぽい、スモーキーな目元になります。同系色よりも色を違える事で目を大きく見せる効果も期待できます」
滅茶苦茶、勉強になります!
アイラインは脱・黒がナチュラル!
黒や茶を使うときのコツは?
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