――育休期間の辛い部分もきっちり描かれている作品ですが、子どもを育てることは、“辛い” “ハッピー”どちらだと思いますか?

『男コピーライター、育休をとる。』より
瀬戸「(食い気味に)ハッピーでしょ。スタッフさんたちにも話を聞いたら、ドラマで大変だと出てくることは全部本当だと。『言っても、寝れるでしょ?』と思っても、本当に寝られないと。だけど、本編でもそうですが、子どもが笑ってくれるだけでいいんですよ。すべてチャラになる。たぶん。というのを、この作品は教えてくれた気がします。元気に育ってくれているだけで儲けものなんじゃないかな」
――俳優さんは、30歳から脂が乗ってくると言ったりもしますが、瀬戸さんの育児に対しての考え方はどうですか?
瀬戸「脂が乗るなんていうのも、曖昧な言い方ですからね。各々のタイミングで何を大事に考えるか、ということなのかなと思います」

『男コピーライター、育休をとる。』より
――魚返と同じとはいかなくても、瀬戸さん自身、私生活も大事にしていきたいですか?
瀬戸「うん。俳優という仕事が好きでここまで続けていますが、辛いことや苦しいことがなかったわけではないです。そういう時に、親父や母親、家族の支えがあってここまでこれたと思っています。なので、家族の支えがあっての僕だと思うので、大切にしていきたいですね」
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<撮影・文/望月ふみ>
<ヘアメイク/須賀 元子 (星野事務所) スタイリスト/小林洋治郎 (Yolken)>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。
@mochi_fumi