出産育児に夫がヒトゴトみたいな態度なら…どうする?バービー×峰なゆか
お笑い芸人のみならず、コメンテーターや文筆でも活躍するフォーリンラブのバービーさん(37)。2021年4月、一般男性と結婚したことも話題になりました。
そんなバービーさんと、漫画家の峰なゆかさん(36)はモード誌『Numero TOKYO』本誌で連載中。今回は、バービーさんが体や性、人間関係や恋愛、社会についてなど読者が抱えるモヤモヤを一緒に考える連載「開けチャクラ!バービーのモヤモヤ相談室」のゲストとして、峰なゆかさんが登場。
漫画『アラサーちゃん』などで知られる峰さんは、2020年4月に結婚・出産を発表。女子SPA!でも育児漫画「チャラいヒゲ、子を育てる」を連載中です。
読者から寄せられたお悩みを出発点にした2人の話は、Numero TOKYO公式チャンネルの動画にも収められています。前編に続き、後編のお悩み3つのうち、出産をめぐるもやもやについての対談を編集してお届けします。
──では質問です。
「かなり極端な言い方ですが、男性は身体的ダメージが全くなく、仕事を続けられるかどうかや給料が減る心配もなく、生活を変えずに、ある日突然かわいい赤ちゃんが現れてくれていいよなと思ってしまいます。出産・育児、仕事との両立について、自分と同じぐらい当事者意識を持って課題と重要性の認識をしてほしいです」(やなしー・32歳・会社員)という、出産後のパートナーへのモヤモヤです。
峰なゆか(以下、M)「わかる~。私も妊娠中は『ピュッピュ係がよかった』って言ってたんです」
バービー(以下、B)「(笑)」
──ほかの方の意見でも「身体の健康を害することなく、子どもを手にした夫が憎い」とか、「“俺もイクメンになっちゃおうかな”という発言に内心殺意を覚えました」とか、出産後に募るパートナーへのモヤモヤが結構ありまして。
M「え~!我が家では“イクメン”って悪口として使ってるんですけど。『お前、イクメン気取りか?』みたいな」
──あとは「私が出産で苦しんでいる中、夫はオンラインゲームをしていた」とか、「女の人は、出産後のライフスタイルが変わるのに、何も変わらない夫にイライラします」とか。
M「子どもが生まれて夫のライフスタイルが何も変わらないことっていうのは防げると思いますね。
マターナル・ゲートキーピングという言葉があるんですけど、母親が赤ちゃんを大事に思うがあまり、夫が子供に触ることを拒んだり、あれはダメ、これはダメとかいろいろダメ出しして、自分で育児をやりすぎちゃうと夫はそれが普通になっちゃって、協力しなくなるっていう。
だから、私はそうしないようにめちゃくちゃ心がけてます。自分のやり方をおしつけないとか、抱っこ紐とか育児グッズは夫に全部選ばせるとか」
B「そうかぁ、誘導してあげなきゃダメなんだ」
出産・育児に、夫が他人事みたいな態度でモヤッ
「お前、イクメン気取りか?」

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