昨年11月には、人気ラッパーの
トラヴィス・スコットが主催した音楽フェスで大惨事が起きたこともあり、観客の安全にはより一層気を配っているようだ。
トラヴィスが主催した音楽フェス「アストロワールド」では、演奏中に一部の観客がバリケードを突破して、ステージ前に殺到。
9歳の男児を含む10人が犠牲となる大惨事となった。このとき、事故が発生したことを知りながら、トラヴィスが40分以上にわたりパフォーマンスを続けたとして、現場にいた観客たちはトラヴィスの責任を追及している。
トラヴィスは昨年12月のインタビューで、この悲劇的な出来事について言及し、「ライブの最中には、観客席の状況に気が付いていなかった」と釈明。「もし観客からの叫び声が聞こえていたら、演奏を止めていた。これまでも、観客の安全を守るために、実際にそうしてきた」と主張した。
危険を察知した段階で、適切に対応すれば大惨事は防げる。ビリーの行動を見て、そう感じた人は少なくないはずだ。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>