“アレの後”のティッシュをゴミ箱であさる…夫を愛しすぎてしまう自分にドン引き
「この人しかいない」と思えるような恋に出会うと、これまで知らなかった自分に驚くことがあります。そんな体験をしたのが、岡崎里菜さん(仮名・32歳)。
「私は、どちらかと言えば肉食系。こういう仕草や行動をすれば、相手はこうでてくるだろうって計算しながら男性と付き合っていました。でも、夫だけは別。好きすぎて、今でも家の中で顔を見ると、緊張しちゃうんです」
そう語る里菜さんは、どストライクな旦那さんとの結婚生活で自分のドン引きする一面を知り、悩んでいます。
流行りの韓国風メイクをし、ミルクティーベージュの髪をくるんと巻いた里菜さんは、誰が見てもモテ女。これまでに告白された回数は覚えていないほど多く、経験人数も豊富。今年で結婚3年目となる旦那さんとは、マッチングアプリで知り合いました。
「彼氏と別れ、暇だったので軽い気持ちで利用してみたら、偶然、旦那のプロフィールが目に止まりました」
かっこいいなと思い、いいねを押したところ、マッチングに成功。とはいえ、里菜さんは旦那さんの他にも複数の男性とアプリ内で連絡を取っており、その中で1番自分に尽くしてくれる人と付き合おうと思っていました。
しかし、初めて会った時、心境は一変。
「なぜかわからないけれど、ビビっときた。それに、これまで付き合った誰よりも趣味・嗜好、価値観が合い、一緒にいて楽でした。この人を逃したらダメだ。これが俗に言う、運命の人なのかもしれないと本気で思いました」
その後、彼から告白され、2人は付き合うことに。すると、肉食系だった里菜さんに異変が……。これまで普通にできていた「手を繋ぐ」「キスをする」といった恋人らしい行為が自分からできなくなったのです。
「びっくりしました。今までは一切ドキドキしなかったし、むしろ、このくらいやっておけばいいムードになるだろう的な余裕があったのに、それがまったくなくなっちゃって」
旦那さんは、どちらかと言えば草食系で、恋人らしいスキンシップをするよりも一緒にいること自体を楽しむタイプ。ふたりがキスやハグをするのは、ごくまれになっていったため、里菜さんは旦那さんにより触れられなくなっていきました。
「ちょっと指が触れたり、向こうから手を繋いでくれたりするだけで、もう幸せ。学生みたいな気持ちになる自分に笑っちゃいました」
それほど旦那さんのことを想っていたからこそ、プロポーズをされた時には文字通り、天にも昇る気持ちに。
「出会った当初は結婚願望があまりないと言っていたので、ずっと一緒にはいられないかもしれないと苦しくなることがあったので、彼の口から結婚の言葉が出た時は本当に嬉しかったですね」
マッチングアプリで「運命の人」に出会っちゃった
自分から手を繋げない恋に困惑

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