夫は当時付き合っていたギャルの彼女に浮気されて別れたという経験があったようで、ギャルやギャルサーに大きな嫌悪感を抱いていました。だからといって、許せる発言ではありません。

「人を見た目で判断して、挙句の果てにギャルのことなんて何も知らないのにひとくくりにして勝手に尻軽認定…。そんな夫の言動がとにかく許せませんでした。だから『
そういうあなたのことを軽蔑するわ』って言い返してやったんです。その日は喧嘩したまま自宅に帰り、数日ギクシャクした関係が続いていましたね」
しかもご主人、里穂さんに対して「経験人数は? どうせ三桁でしょ?」「ビッチの作ったご飯かぁ~」「性病とかかかってない?」なんて言い出したんだとか。ひどすぎる発言の数々に里穂さんは怒り心頭。
「人に対して平気でそんなことを言える主人がとにかく嫌で、1週間後黙って実家に帰りました。それでやっと自分の発言の愚かさに気づいたみたいで、さんざん泣きながら謝ってきましたね」
泣きながら謝ってきたご主人に対して、里穂さんは「
あの発言、一生忘れないから」と宣言。現在も結婚生活は続いているものの、里穂さんは「次はない」と離婚届を常に持ち歩いているといいます。
―シリーズ「ヤンキー・ギャル・コギャル」―
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<文/横山すじこ イラスト/やましたともこ>