北海道の雪、ナメてました…東京出身の私がスノボ目当てで義実家に帰省した結果
雪があまり降らない地域に住んでいる人にとって、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツには憧れがありますよね。
ハルカさん(仮名・28歳)は、初めてのウィンタースポーツを楽しみに冬の北海道へ帰省した一人。でも、その夢は儚く散ることになりました。
ハルカさんは、新卒で入社した会社で同期の男性と付き合い、3年間の交際を経て26歳で結婚し寿退社しました。
東京出身のハルカさんは雪国に憧れがあり、夫の出身地である北海道へ冬に行きたいと毎年お願いしていました。しかし夫は冬になると「雪が多すぎるから、冬の北海道はナメないほうがいい」と毎年言い、冬の時期に帰省したくないと言い張っていたのだとか。
「義実家は遠いので、結婚前に一度、結婚後に一度行ったきり。夫が冬の帰省は嫌がるので、どちらも夏に行きました。夏の北海道もきれいでしたが、せっかくだからウィンタースポーツや雪まつりなど冬のイベントを楽しみたいと思っていて、毎年しつこく言っていたんです」
夫もついに根負けし、年末年始の冬休みに北海道へ帰省することに。スキーやスノーボード、スケートなど冬のレジャーを体験したことのないハルカさんは、毎日「北海道に行ったら何をしようか」とスケジュールを考えていたそうです。
ついに帰省の日。羽田空港から稚内空港への直行便で、北海道へと向かったハルカさん夫婦。ハルカさんは初めての冬の北海道に、期待に胸を膨らませて飛行機を降りました。
しかし目の前に広がるのは、想像していた光景とは程遠い雪国の現実だったのです。
「予想していた量の2倍は雪がありました。それもそのはずで、義実家のある稚内市は『特別豪雪地帯』という、特に雪が多い地域なんです。雪もだけど、黙っていられないほどの寒さにも驚きました」
雪国の現実を目の当たりにして、ハルカさんは早くも「3泊4日、過ごせるかな?」と不安を感じたそうです。
初めての冬の北海道!
初めての冬の北海道!しかし雪国の現実に圧倒
