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北海道の雪、ナメてました…東京出身の私がスノボ目当てで義実家に帰省した結果

義両親そろって不調…雪かきは誰が?

 タクシーで義実家へと到着したものの、山のような雪の量に圧倒されるハルカさん。頬を刺すような寒さから逃れるように、義実家の扉を開きました。 「室内から流れてくる暖かい空気に、涙が出そうになりました(笑)。義両親も温かく迎えてくださり、ホッとしたのを覚えています」  しかし安堵したのもつかの間、ハルカさん夫婦は義両親からあることを報告されました。 「なんと、義父がその日の朝にギックリ腰になってしまったそうなんです。しかも義母は足の神経痛がひどく、寒い日には特に悪化するとのことで、歩くのもやっとの状態でした」  そして義両親から「私たちの代わりに雪かきを手伝ってくれ」と頼まれたのです。

広大な敷地の雪かき…慣れない作業に時間がかかる

雪かき「私は『お邪魔するのだから、雪かきくらいなら手伝います』と二つ返事で承諾したのですが、夫はなんだか煮え切らない様子でした。いま思えば、夫は未来を予測していたんですね……」  雪かきを承諾したハルカさんは、防寒対策をしてさっそく取り掛かりました。しかし、雪国の雪かきは甘くありません。 「敷地が広大なので、雪かきの範囲もとても広いんです。しかも、初めての雪かきなので、雪かき用の大きなスコップをうまく扱えなくて苦戦しました。夫も久々の雪かきだったので、初日は3時間くらいかかりましたね」  初めての作業に、すがすがしい達成感を感じる余裕もなく疲れ果ててしまったそうです。
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三日三晩、雪かきに明け暮れる
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