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佐々木蔵之介(54歳)、会社員時代の思い出の地で撮影「立ち上げに関わった」

夢に英単語を教えてくれる神様が

夢に英単語を教えてくれる神様が

『嘘八百 なにわ夢の陣』より

――佐輔が寝ているときに見る“夢”も登場しました。佐々木さんは何か不思議な夢を見たことがありますか? 佐々木「なんやろな。舞台の稽古期間中に、夢の中でも稽古していることはよくありますね(苦笑)。あ、昔学生のときに、神様が夢の中で英単語を教えてくれましたね」 ――神様が英単語を? 佐々木受験生だった頃、西洋のほうの神様が出てきまして、今まで聞いたことのない英単語と意味を特別に教えてくれたんです。3つくらい。起きて辞書で調べたら載ってて、意味も合ってました。あれはすごかったな。もう忘れましたけど。やっぱりずっと考えていると夢にも見るんですよね(笑)」

僕はサボり癖がある。ほんまは苦労したくない

――先輩の中井貴一さんとのバディも三度目になりました。
僕はサボり癖がある。ほんまは苦労したくない

『嘘八百 なにわ夢の陣』より

佐々木「バディとしての役目を果たさなきゃという緊張感は持ち続けていますし、こうして作品ごとにご一緒できているのは、本当に励みになります。僕はサボり癖があるんです。気持ちとしてはサボりたいし、ほんまは苦労したくない。でも中井さんをはじめ諸先輩方が年齢を重ねても映画、ドラマ、舞台でお芝居されている。そんな姿を目の前にすると『自分もサボったらあかんな』と思います。中井さんは本当に人間的にも素晴らしくて、社会人としてわきまえてらっしゃる。だけどガチガチじゃなくて遊びの部分も持っている。尊敬しています」 ――最後に読者にひと言お願いします。 佐々木「普段はうだつの上がらない2人なんだけど、1つの目標のためにタッグを組んで言い合いしながらも持ち得る全てを出し切ったら、光り輝く瞬間がある。そんなことを感じさせてくれます。まあ、この2人はまたすぐ元に戻っちゃうんですけどね(笑)。そんなおじさんたちを応援しに劇場へ来てもらえたら嬉しいです」 (C) 2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会 <撮影・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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