生まれたての我が子を見て会社の後輩がトンデモ発言「一生忘れない」
我が子の可愛さを、多くの人に見てもらいたいと思ってしまうのが親心というもの。ところが、赤ちゃんをお披露目したら、酷い言葉を言われて傷ついた人もいるようです。
「2人の人物が、生まれたばかりの息子に対して『犬』と発言したのです。目の前で我が子を犬呼ばわりされて、思い出すだけでも、あの2人に対して怒りが抑えきれません」
膝の上に乗せていた握りこぶしを力いっぱい握りしめながら、美幸さん(仮名・34歳・正社員)は衝撃的なエピソードを語ってくれました。
「1人目は、会社の後輩A子です。A子は思ったことをなんでも言ってしまうタイプで、その天真爛漫な性格はなぜか上司ウケがよく、先輩から可愛がられていました」
産休に入った美幸さんは、予定日から5日遅れて無事元気な男の子を産んだそうです。
「先輩が出産手続きの書類と、出産祝いを持って病院までお見舞いに来てくれました。先輩と一緒に、A子も来てくれたのです」
美幸さんが出産した当時は、まだ新型コロナウィルスが流行る前だったため、誰でも自由にお見舞いに行くことができました。
「A子は新生児を見るのが初めてだったようで、ベビーベッドで寝ている我が子に興味津々でした」
先輩から出産手続きの書類を受け取り、その後は出産エピソードを話すなどして和やかなムードで会話を楽しんでいたと話す美幸さん。A子さんは会話に参加せず、ずっと新生児を見ていたとか。
「『なんか犬みたい』とそれまで会話に参加していなかったA子が、我が子を見ながら発したのです。一瞬、場の空気が凍りつきました。先輩が『何言ってんの』と怒ってくれたのですが、『えーだって、ふにゃふにゃ感や動きが実家で飼っている犬に似てるもん~』と悪びれることなく続けたのです」
美幸さんは、A子さんの発言に耳を疑いました。しかし産後のダメージや疲労もあり、怒る気力はなく、顔だけが引きつっていたそうです。
「先輩が、なんと言ってよいかわからない顔をしていたのをよく覚えています。タイミングよく助産師さんが検診に来たので、先輩はA子を連れてそそくさと退室しました。それ以降、A子に息子を会わせるのはおろか、必要以上に子どもの話をすることはありません」
出産に来てくれた会社の先輩と後輩
A子からまさかの発言
