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ワンオペ育児に理解のない夫に涙、“トドメの発言“に全てをあきらめた

子どもを持つ母は、「24時間セコム」状態。赤ちゃんなら生かしておくのに精いっぱい、幼児期は危ないことをしないか見張ってなくてはいけません。何もしていないように見えても、常に子どもを気にかけていますが、夫からすると「何もしてない」ように見えてしまうようです。佐原いくみさん(仮名・32歳)の夫もその一人です。

「家が汚い」と夫からダメ出し

「家が汚い」と夫からダメ出し

写真はイメージです。(以下同じ)

「寝ている間に寝返りして息が止まっていたらどうしようとか、子どもが寝ている間に洗濯をしようとか、いつも頭の中はフル回転です。赤ちゃんは3時間おきに起きるし、寝てほしいときに寝てくれないので慢性寝不足。そんな24時間セコム状態で余裕がないので、もちろんただでさえ苦手な家事は後回しになってしまいます」 慣れない育児に奮闘し、家事がうまくはかどらない日も多い中、夫が仕事から帰宅すると「家が汚い」などと片っ端からダメ出しをしてくるそう。 「わたしもできる限りのことはしたいと思うのですが、正直疲れ果ててそれどころではありません。なのに帰るなり『一日中家にいたのに、何やってたの?』と不機嫌になります。何やってるって、子どもの世話なんですけどね…。自分なりに頑張っているのに、自己嫌悪になり落ち込みました」  さらに追い打ちをかけて、こんなことも言いだしたそうです。

子育て中の主婦は「家にいてヒマ」

子育て中の主婦は「家にいてヒマ」「だんだん日を追うごとに、発言がイヤミになっていきました。子どもがぐずって大変で、頼まれていた買い物を忘れてしまった日には、ものすごくバカにしたような顔で『家でヒマなんだからさぁ、これくらいやっとけよ!』と言われたんです。その瞬間はグッとこらえましたが、そのあと一人で大泣きしました」  家で子どもと一緒にいるだけ、と思っている夫に、なんとか分かってもらいたいと思った佐原さん。夫に改めて、人間ひとりの生死が自分にかかっているプレッシャーや、常に目が離せず、ご飯やトイレさえ自分のペースで行けないストレスもを、涙ながらに夫に訴えました。  ですが、夫には「いいわけ」にしか聞こえなかったようです。
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“トドメの発言”にもうあきらめた
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