隠せていない女の形跡にア然、嘘で固められたマッチングアプリの”彼”
人の本性や嘘を見抜くのは容易ではありません。
今回はマッチングアプリで出会った男性の家に遊びに行った際、嘘が発覚した話です。
「さすがにドラマみたいな話なので、今となっては笑い話です」
そう語るのは、アパレル販売員として働く由紀さん(仮名・28歳)。由紀さんがマッチングアプリを始めたのは、学生時代から付き合っていた彼氏と別れたタイミングだったそう。
「今すぐに彼氏が欲しいと必死だったわけでもなかったのですが、早く行動して悪いことはないんじゃないかなって。いいなと思う方がいたら、とりあえずごはんにいくようにしていました」
そんな中出会った1人の男性、高橋さん(仮名・28歳)。
歴代の元彼が年下だったこともあり「今度は同い年か年上と付き合いたい」と思った矢先の出来事だったそうです。
「友人に“タメだからこそ気に入らないところが目立ったり、許せなかったりすることも多いよ”と聞いていたので、同い年と付き合うのは避けていたんですよ。
でも、お金の使い方とか、仕事の立場が似ていて心地よくて。さらに付け加えるなら、女性とお付き合いした回数は多くないけれど、1回のお付き合いで長く続くタイプというのも好印象でした。連絡もマメに取り、週1ペースでご飯や飲みに行く仲になっていったので、付き合ってもいいかなと思っていましたね」
しかし、出会いから1ヶ月、彼の家に初めて遊びに行ったとき、由紀さんの思いを踏みにじる衝撃的な出来事が起こったそうです。
「簡単にいうと、女性の影があったんですよね……(笑)
部屋に通されたとき、一人暮らしにしては少し広めだなと思いました。でも、そこそこ稼いでいるんだなくらいにしか思っていなくて。
ただ、手を洗うために洗面所に行くと歯ブラシが2本並んでいたんです。でも、この時点でも“掃除用のものかも?”くらいにしか思わず」
しかし、この後にもどんどんと怪しい点が出てきたと言います。
「まず、出してくれたマグカップがペアだったんですよね。“まあ、もらうこともあるかな”と思ったんですけど。
スキンケアや香水が並んでいる棚にがっつり女性ものが置いてあって、男性が好む香りとかパッケージのものではないなと思いました」
穏やかでマメ、初めての同い年

※写真はイメージです
家に残る”女の形跡”

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