ショー優勝猫を両親にもちながら“処分対象”になってしまった猫をお迎え→超絶“甘えん坊”キャラに成長した姿が愛おしい
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.172】
アビシニアンの「猫さん」(男の子)は、キャットショーでチャンピオンを獲得したことがある両親のもとに生まれた子でした。しかし、猫さん自身は猫風邪の後遺症があったことから売れ残り、処分対象に。
そんな状況に心を痛めたもかんさん(@mikanno_mikan)は、猫さんと暮らすことを決意しました。
出会いは、2019年のこと。当時1歳だった猫さんは猫風邪の後遺症で右目から涙が止まらず、貰い手もいませんでした。居場所のない猫さんは処分対象に。
そんな話をブリーダーから聞いたもかんさんは、猫さんのお迎えを決意します。
「他の猫と違うところが少しでもあると、規格外として処分対象になってしまうことが本当に悲しくて……。絶対に死ぬまで一緒に暮らそうと決めて、譲り受けました」
猫さんは人馴れしており、お迎え当初から人見知りせず、元気な姿を見せてくれたそう。特別な配慮をしなくても、新しい家での生活にすぐ慣れてくれました。
猫さんは心優しい性格で、人間を噛んだりイタズラをしたりすることはなく、もかんさんの心身を気遣う行動も見せてくれました。中でも心に刺さったのは、高熱を出して寝込んだ時、ずっとそばにいてくれた優しさです。
「悲しくて大泣きした時も、ずっと隣にいてくれました」
空気を読むのが得意な猫さんは、ひとり遊びも上手です。普段から人間に遊びを催促せず、熱中できる遊びを見つけて、ひとりで楽しんでいます。
とはいえ、アビシニアンは運動量が多い猫種であるため、もかんさんはトイレを含むすべての部屋のドアを開けっぱなしにして、猫さんが思いっきり走り回れ、ニャルソックを満喫できるように配慮しているのだとか。
なお、後遺症がある右目はこまめにケア。近くにいる時は必ず涙を拭き、目元を清潔に保っています。

猫風邪の後遺症で右目の涙が止まらず、処分対象に

大泣きした時や寝込んだ時に寄り添ってくれる心優しき愛猫


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