新人看護師の居眠りを注意したら、後日電話してきた“まさかの人物”。裏切られた気分に…/びっくり体験人気記事
女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「びっくり体験」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2024年4月20日 記事は取材時の状況)
==========
春は出会いと別れの季節です。
新人社員が元気に入社する姿もニュースでよく目にする時期。フレッシュな新人が入って、社内もなんとなく明るくなったと感じる人もいるのではないでしょうか?
今回は、看護師長として新人の教育担当をして驚いたという女性から話を聞きました。
大学病院に勤める榊原祥子さん(仮名・42歳)は、看護師歴20年のベテランナースです。師長になって5年の祥子さんですが「今年の新人にとんでもない子がいた」と言います。
「うちの病院の新人研修は2週間みっちりあるんです。病院の方針ややり方をよく理解してもらって、長く勤めてもらおうと毎年カリキュラムも更新しています。師長になる前から、新人研修生を見てきましたが、今年の新人には本当に驚きましたね」
祥子さんの病院に入った新人ナースは、25名。病院内の10人の師長で、協力し合いながら研修を進めていたそうです。
「現場に入った時にギャップを感じないように、それぞれが目標を持って看護師として成長できるようにプログラム考えました。自分の仕事は、新人研修が済んでから進めようと、かなり必死に講義をつくっていたんです」
自分の仕事をストップして、新人研修の指導をしていた祥子さん。そんな中、自分の講義中に居眠りを始めた新人ナースに苛立ちが隠せなくなってしまったそう。
「講義の資料作成があったので、前日まで睡眠時間を削って作業していました。現場も人手が足りない中で、師長が交代で新人の研修をするのでこの時期は結構ピリピリしちゃうんです」
居眠りした新人ナースの肩に触れ、「この講義は目を開けて聞いてね」と言ったんだそうです。
「師長として、居眠りした新人ナースを起こすのは普通だと思うんですよね。講義を受けている時間も、お給料が発生している仕事時間なんですから」