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高杉真宙が“清潔感王子”すぎる…「社会派ラブコメ」で見せる家事姿が美しい

 波瑠主演の春ドラマ『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)が、毎週水曜日よる10時に放送されている。とびきり爽やかに相手役を演じるのが、高杉真宙だ。
フジテレビ『わたしのお嫁くん』公式ページより

フジテレビ『わたしのお嫁くん』公式ページより

 このドラマ、高杉にとって完全無欠のはまり役だと思う。注目ポイントは、まずはとにかく“腕元”である。 「イケメンと映画」をこよなく愛する筆者・加賀谷健が、高杉真宙が体現する令和のハウスキーパー役に迫る。

“三大腕元イケメン”のひとり

 井之脇海、高杉真宙、宮沢氷魚。さて、この3人のイケメン俳優に共通することは?  答えは、手元の腕時計にある。色は必ず黒で多くが電波時計(のように見える)。それぞれ『プロミス・シンデレラ』(TBS系、2021年)、『舞いあがれ!』(NHK、2022年〜2023年)、『ドラフトキング』(WOWOW、2023年)など、3人は出演作で時計を腕に巻いている。何となく時計が彼らの魅力を引き出す、ぱっと華やぐ“三大腕元イケメン”だと筆者は勝手に命名している。  そんな三大腕元イケメンのひとり、高杉の腕元は格別だ。『わたしのお嫁くん』冒頭、山本知博(高杉真宙)が桜並木を全速力で走っている。右腕は電話を耳元へ。紙袋を持った左腕の袖口にやっぱり時計が。色はお決まりの黒。腕元イケメンに相応しいスタートダッシュだと思った。

高杉真宙のもうひとつの異名

 大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」で働く主人公・速見穂香(波瑠)は、知博が憧れる先輩社員。彼女のことを新入社員・花妻蘭(前田拳太郎)に説明する場面がある。知博が、興奮気味の口調で腕組みすると、左腕元にはっきり黒の時計が見える。  春風が吹き抜けるとあっという間に暑い日々がくる。腕元は特に汗ばみ、腕時計がベタベタになってひどく不潔な印象を与えることがある。そんな時、腕元イケメンたちは命名の通り、完璧な清潔感を保つ。  知博役もまさにクリーンな高杉様のイメージが、ベタベタを拭い去るような爽やかさで全面に出ている。ずばり、“清潔感王子”。これが、高杉真宙のもうひとつの異名だ。
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完全無欠のはまり役
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