「PTA役員決め」で参加者全員がドン引きした“ある親の一言”。急に大声で…
新年度を迎えて1ヶ月以上が経ちました。
子どもが小学校や中学校に入学したての「学級懇談会」は、初めて会う保護者も多いことから親はドキドキもするもの。
これから我が子が関わるクラスメイトの保護者とは上手く関わっていきたい、あたりまえにそう思っていたのも束の間、「PTA役員決め」をきっかけに保護者たちの雰囲気は最悪に……なんてこともあるようです。
東京都在住の美亜さん(仮名・36歳)は、6歳、8歳の男の子のママ。次男もついに小学生になり、人生で3度目のPTA役員決めを経験しました。
しかし、あまりに自分勝手な発言を連発する1人の保護者に、まわりの保護者はドン引き。一気に空気が凍り付いたんだとか。
「息子の通う小学校は、6年間の間に必ず1人の児童に対し1回は役員を引き受けるといったルールがあります。役員をすすんでやりたいという親は多くない印象ですが、おのおの忙しいながらも協力して交代で役員を引き受けているんです。
兄弟がいる場合は、片方で引き受けた年はもう一方の役員は免除になることから、早めに立候補する人も多く、スムーズに決まる役職もありました」
そう語ってくれた美亜さんは、今年は兄の方で役員に立候補したことで、弟のクラスでは自動的に役員が免除になったんだそう。みんな忙しいのは大前提なので、なかなか役員が決まらず沈黙の時間が流れることもあるのは仕方ないことかもしれません。
「役員決めの司会進行を務めるのは先生ではなく前年度の役員で、1年生のクラスは別の学年の旧役員さんが担当してくれることになっているんです。
面識のない保護者たちを前に役員決めの司会進行をするなんてとても大変なことだということは容易に想像できます。しかし、そんなことはお構いなしに自分の意見を好き勝手、司会にぶつける保護者がいたんです」
「役員がすべて決まらないことには帰ることはできないので、クラスによって終わる時間もまちまちです。
息子のクラスは1年生のクラスということもあり、役員の仕事内容やルールなどよく知らない保護者も多く、なかなか決まらないのは仕方ないと思いました。そんな中、沈黙の時間が流れ始めると、保護者の一人である田中さん(仮名)がまさかの発言をしたんです」
イライラした様子の田中さんは急に大きな声で文句を言い始めたそう。その場の空気を一変させる発言とは……。
「田中さんは『私、用事あるんで早くしてもらえません?』と司会者に向かって怒り出したんです。保護者たちは一瞬ザワつき、司会者は動揺していました。
司会者は『みなさん早く帰りたいのは同じです。お時間いただいて申し訳ないですが、役員が決まらないことには次に進めないのでご理解お願いします』と冷静に対応していたのですが、田中さんは大きくため息をつき、あからさまにイライラした様子で、『じゃあ他の決め方を考えたらどうです?』と発言しました」

※イメージです(以下、同じ)
“PTA役員”はみんな一度は引き受けるルール
自己中発言でクラスは一気に気まずい空気に……
