
早く帰りたいのは理解できますし、それはみんな同じ。用事があって帰るにしても言い方があるのではないかと、あまりの高圧的な態度に美亜さんも驚きを隠せなかったそうです。
「『このまま待っていても決まらないのでジャンケンで決めてもいいですか?』との司会者の言葉に大きくうなずく保護者が多数。
ジャンケンで決めると思いきや、またもや田中さんは『みんなそれぞれ忙しいしジャンケンは違うでしょ、無理です』と。司会者もさすがにイライラした様子になり、クラス内が一気にシーンとしました」
その様子を見かねた保護者たちの数名はしぶしぶ「小さい子ども連れでも大丈夫ですか?」「仕事内容をもう一度詳しく聞いてもいいですか?」などと質問をはじめました。
「心の中では田中さんの自己中すぎる発言にドン引きした人も多かったと思う」と美亜さん。

「保護者たちが役員をなんとか決めようとする中、田中さんはガタガタと貧乏ゆすりをはじめ、しまいには荷物をまとめて途中で黙って帰っていきました。
田中さんが帰った後に司会者の方が『“自分は何もやりたくない”“早く帰りたい”と怒りだすのはちょっとね……』と心の声が漏れていましたが、誰もがきっと同じことを思っていたでしょうし、致し方がないと感じました」
美亜さんは、長男のクラスでも役員が決まらないことはあったそうですが、ここまで自己中な発言を堂々とする田中さんに対し「ある意味すごいですよね」とぼやきます。